芸人のナム・ボウォン(本名キム・ドギョン)さんがこの世を去って5年が経過した。
ナム・ボウォンさんは2020年1月21日、83歳で亡くなった。
大韓民国放送コメディアン協会によると、彼は年明けから健康に異常があったという。回復するかのように見えたが、再び意識を失うなど治療と退院を繰り返し、最終的には肺炎でこの世を去ることとなった。
ナム・ボウォンさんは、1963年に行われた映画人協会主催の「スター誕生コメディ」で1位を獲得したことで一躍人気者に。全盛期には「ワンマンショーの達人」「ワンマンショーの伝説」と称され多くの愛を受けた。1996年の芸総芸術文化賞・芸能部門を筆頭に、様々な賞・勲章も授与されている。
当時、彼の訃報が伝えられると、芸人界の後輩たちは一様に無念さを吐露。イム・ハリョンは当時、「長生きしてほしいと思ったが、以前に病気だという話を聞いた。ところが最近、再び具合が悪いということは知らなかった」として、「個展を開いた時、ナム・ボウォン先輩が訪ねてきてくれたことを思い出す。それほど後輩たちの面倒をよく見る優しい先輩だったので非常に残念だ」と話した。
(記事提供=OSEN)
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