BTSの所属事務所、2019年の営業利益が創業以来最高。北米市場で大きな成長

2020年03月31日 話題 #BTS

BTS(防弾少年団)の所属事務所Big Hitエンターテインメント(以下、Big Hit)が、昨年の事業実績を公開した。

Big Hit(共同代表バン・シヒョク、ユン・ソクジュン)は3月31日、2019年の監査報告書を公示して事業実績を発表した。

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実績資料によると、2019年度の売上額5872億ウォン(約582億円)、営業利益987億ウォン(約98億円)など創業以来最高の実績を記録。前年同期比で売上高95%、営業利益24%が増加となった。

Big Hitは2019年、BTSのアルバム『MAP OF THE SOUL:PERSONA』で、約372万枚(2019年ガオンチャート集計基準)の売上を筆頭に、同年デビューしたTOMORROW X TOGETHER(以下、TXT)のアルバム販売も好調だったため、計600万枚以上の売上を記録した。

昨年、各事業部門の分社を通じて分野別の専門法人体制を備えたBig Hitは、特にプラットフォーム部門で昨年より高い成長率を記録し、売上の割合を大幅に伸ばした。

地域別では北米市場が売上規模と成長率の面で大きな成果を見せた。

(写真提供=Big Hitエンターテインメント)BTS

Big Hitの関係者は「2019年はBig Hitがマルチレーベルとしての体制構築など企業構造の高度化を推進しながらも、爆発的な売上拡張と高い成長率を同時に維持した1年だった」とし、「BTSが国内アーティストとしては前人未到の成果を出しており、TXTとGFRIENDの成長及び練習生の確保といったアーティストIPを、専門法人システムを通じて多様な事業モデルと結合し、さらなる成長を期待できるようにした」と明らかにした。

Big Hitは、2019年会計年度から会計基準を従来の一般企業会計基準(K-GAAP)から韓国採択国際会計基準(K-IFRS)に変更し、初めて連結財務諸表を公示した。

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