韓国で発生した衝撃のタクシー事故がテレビ番組で取り上げられる。
韓国で本日(1月14日)放送されるJTBCバラエティ番組『ハン・ムンチョルのブラックボックスレビュー』(原題)では、とある男性がタクシー乗車を試みた際に発生した危険極まりない事故の様子が描かれる。
「韓国交通事故ゼロプロジェクト」をテーマに掲げる『ハン・ムンチョルのブラックボックスレビュー』は、現役弁護士のハン・ムンチョルがMCを務め、視聴者から提供されたドライブレコーダーやCCTV(防犯カメラ)の映像を鑑賞・分析し、出演者たちが過失の割合や対処などの意見を交わしながら、ハン・ムンチョルの説明を聞く番組だ。
14日放送の番組で公開されるCCTV映像では、とある男性が夜遅くに帰宅途中、「空車」と表示されたタクシーを発見し、搭乗を試みる。ところが、男性が後部座席のドアハンドルを握った瞬間、タクシーが突如走行を始め、男性を引きずり回す光景が写し出され、出演者を驚かせる。
番組スタッフは被害者男性に取材し、事故当時の状況を改めて確認した。
男性によると、停車中だったタクシーの後部座席のドアハンドルを握った瞬間、タクシーが突然出発したという。男性はドアハンドルに手が挟まった状態で引っ張られ、もう一方の手で窓を叩いて制止を呼び掛けたが、タクシーは止まらず。結局、転倒して路上に投げ出された男性は全身を負傷したとのことだ。
事故映像を見守った出演者は、事故後にタクシー運転手が現場から逃走した理由に疑問を提起し、議論を繰り広げる。イ・スグンが「窓を叩いたのだから、タクシー運転手が知らなかったはずがない」と疑問を示し、ハン・ムンチョル弁護士は「もし知っていながら出発したとすれば、ひき逃げ容疑が適用される可能性がある」と意見を伝えた。
このほか、番組では今後発生する可能性が高くなるであろう新たな事故を紹介する。
公開されたCCTV映像には、右折をした車両と道を渡っていた屋外移動ロボットが衝突する瞬間が捉えられた。これに対し、スタジオでは屋外移動ロボットとの交通事故が「車両対車両の事故」なのか、「車両対歩行者の事故」なのか、熱い討論が起きる。
果たして、屋外移動ロボットは法的にどのような分類に属するのか、専門家を通じて詳しい見解が伝えられる予定だ。
なお、同日の放送には歌手ポール・キムがゲスト出演。デビュー10周年記念アルバム『Sincerely yours』の新曲『I Remember』を含むライブステージを通じて、寒い冬を暖かくする歌声を披露する。
そんな『ハン・ムンチョルのブラックボックスレビュー』は、韓国で本日(1月14日)20時50分より放送予定だ。
(記事提供=OSEN)
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