衝撃の犯罪に焦点を当てる韓国番組『KCSI: Smoking Gun』最新回で、知的障害者の女性を対象とした性犯罪が紹介される。
2019年9月15日、娘が友人の家で拉致されたようだと警察に緊急通報電話がかかってきた。通報を受けて監視カメラの映像で行方を追跡していた警察は、益山(イクサン)で拉致されたヘジンさん(仮名)氏を捜し出した。
続いて警察は、ヘジンさんの母から聞いた怪しい話について調べた。母によるとヘジンさんは「誰かが水を撒いて人を殺めて土に埋めた」「自分も埋められそうで怖い」という話をよくしていたという。
粘り強い説得の末、遺体の埋葬場所を突き止めた刑事たちは、不審に思いながらも地面を掘り返してみた。すると、驚くべきことに、そこにはスヒさん(仮名)の遺体があったのだ。一体、彼女に何があったのだろうか。
警察はヘジンさんと彼女のボーイフレンドから、信じがたい話を聞くことになる。スヒさんは蒸し暑い夏のある日、ベランダに閉じ込められ、あらゆる暴行と拷問を受けたという。髪の毛を燃やしたり、鎌で太ももや足の甲を刺したりと凄惨なものだった。
そして、このおぞましい犯行は、同居していたチャ容疑者(仮名)が主導したということだった。チャ容疑者は、行き場のなかったヘジンさんカップルとスヒさんを「一緒に暮らそう」と誘い、強制的に働かせて金銭はすべて奪い、性売買までさせていたことが判明。
しかし、スヒさんが体を使って稼ぐことができないと、拷問はますます酷くなり、結局亡くなったという。
ただ、被害者たちには一つの共通点があった。全員に知的障害があったというのだ。番組は今回、精神健康医学の専門医とともに、知的障害者を対象にした犯罪が絶えない理由についての調査を実施。粘り強い捜査の末、事件の全貌を明らかにした群山(クンサン)署のユン・ギルジュン元強力班チーム長とともに、恐ろしい事件の実体を探った。7日21時50分放送。
(記事提供=OSEN)
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