ドラマ『愛の不時着』などで知られる俳優キム・ジョンヒョンの“謝罪”が連日話題になっている。
【写真】『愛の不時着』俳優が猛批判を浴びるきっかけとなった“態度”
「過去に反省すべきことをたくさんした。いつも心が重かった。どうしても謝りたかった」
これは、キム・ジョンヒョンが「2024 KBS演技大賞」の舞台上で口にした言葉だ。同大賞は12月31日に生放送される予定だったが、済州(チェジュ)航空の旅客機事故を受けて収録に切り替わり、現時点では未放送となっている。
だが、式の情報はSNSなどですでに広く知れ渡っている。受賞などはネタバレになるため自制しているようだが、一部受賞者の感想は防げない状態だ。
そのなかでも特に注目を集めているのが、ドラマ『タリミファミリー』で対象にノミネートされたキム・ジョンヒョンの受賞の感想だった。対象こそ明示しなかったが、物議を醸した2018年のドラマ『時間』で共演したソヒョン(少女時代)が式のMCを務めていたことから、彼女に伝えたのではないかという推測が支配的だった。
しかし、キム・ジョンヒョン本人も周辺も特定の対象を指していないとしており、推測の域を出ていない。
キム・ジョンヒョンは『時間』の製作発表会から健康上の理由で降板するまで、ソヒョンの負担になるような行動を貫いたことで物議を醸した。ソヒョンは『時間』終了時のインタビューで多くは語らなかったが、少なからず気苦労をしたと知られた。
ただ、キム・ジョンヒョンの受賞の感想が広まると、否定的な世論が大きくなり始めた。ソヒョンを一方的に傷つけた上に、6年という時を経て一方的な謝罪しかしなかったことで、ソヒョンへの配慮がなかったという主張だ。ただし、これはキム・ジョンヒョンの謝罪の“対象”がソヒョンでなければならないという前提があるだけに、推測は自制しなければならない。
対象を明示していないため、推測が推測を生み、議論は日々大きくなっている。これに対して、式を主催したKBSは苦心するしかない。11日の放送でキム・ジョンヒョンの感想をそのまま放送するか、編集すべきかジレンマに陥っているのだ。
果たして、キム・ジョンヒョンの感想は電波に乗るのだろうか。様々な面で注目を集める「2024 KBS演技大賞」は、1月11日21時20分より放送。
(記事提供=OSEN)
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