歌手のミナが昨年亡くなった“母親の遺作”について言及した。
ミナは1月2日に自身のSNSを更新。「母親が生前に出演した映画、井邑(チョンウプ)シルバー映画祭で大賞を受賞した『風呂敷脱出』(原題)が、KBS1で明日1月3日午後1時に放送されるそうです」と綴り、作品のキャプチャ画像を投稿している。
続いて「お母さんも見られたら良かったのに。60歳を過ぎてから演技の学校に通い、ドラマにも出て独立映画も少し撮ったのですが、テレビで放送されるそうです」として、「数カ月前に映画が出た時は、母親が亡くなって間もないので見る自信がなかった。だが、勇気を出して映像をキャプチャしてみました~」と付け加えた。
ミナの母親は昨年3月にこの世を去った。ミナは最近、ある番組に出演した際、母親との最後の時間を思い出しながら「高齢なので睡眠麻酔をする時には気をつけなければならなかったが、知らなかった。眠った状態で(大腸の)内視鏡検査を受けたあと、母の体調はだんだん悪くなった」と話し始めた。
その後、副作用により3カ月間も“せん妄”症状が続いたという。「ある日、浴槽に行ったらお母さんが倒れていて、水に浸かっていてとても驚いた」「119に電話したら、ひとまず(浴槽から)母親を出せと言われたが、うまくいかなかった。水を抜いて心肺蘇生法をしようとしても水が抜けなかった。その後、病院に行ったが、結局もう一度心停止して亡くなった」と涙も流していた。
なお、ミナは2002年の日韓ワールドカップをきっかけにスターになった歌手。17歳年下の夫である歌手リュ・フィリップと2018年8月に結婚し、現在も2人はお互いに対する愛情を示している。
ちょうど1年前の2024年1月には、夫婦のYouTubeチャンネルに「(ミナから)おばあさんの匂いがしないのか」と悪質なコメントが寄せられた際、リュ・フィリップが「ミナさんからは美しい花の香りがする」と答え、深い愛情を示したことで話題を集めた。
(記事提供=OSEN)
◇ミナ プロフィール
1972年12月1日生まれ、本名シン・ミナ。1993年に広告モデルとしてデビュー。2002年の日韓ワールドカップ時、赤いTシャツを着て韓国代表を熱烈に応援する姿がメディアを通じて注目され、“ミス・ワールドカップ”、“応援ビーナス”と話題に。その勢いで同年、『Answer The Phone』を発表して歌手デビューした。2018年8月、17歳年下の歌手リュ・フィリップと結婚して大きな話題となった。
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