韓国のインフルエンサーのチェ・ヘソンとタレントのアン・ヒョンモが、済州(チェジュ)航空の旅客機墜落事故に関する追悼の投稿をしたものの、逆風を受けている。
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今回の悲劇的な惨事に対し、韓国では国民の追悼はもちろん、多くの芸能人もSNSを通じて哀悼の意を表した。
そのなかで、アン・ヒョンモは12月30日、自身のSNSに空港で飛行機を待つ姿を写した写真とともに、「金曜日も土曜日も、そして今日も、何日も飛行機に乗りながら、飛び立ち降りるすべてが運であったこと、すべてが感謝すべきことであったこと、思えば息を吸うのも吐くのも悲痛であること」との文章を投稿した。
アン・ヒョンモは済州航空の惨事に関する自身の率直な思いを明かしたものの、この投稿がオンラインコミュニティで拡散され、物議を醸した。一部では「過剰解釈は控えるべきだ」という意見も見られたが、犠牲者が存在するなかで「運」という言葉を使ったのは軽率だという批判が上がったのだ。
一方で、インフルエンサーのチェ・ヘソンは事故当時の様子が赤裸々に映された動画を投稿して批判を受けた。
チェ・ヘソンはNetflixの『脱出おひとり島』シーズン3などに出演したことで知られ、インスタグラムは約180万人のフォロワーを持つ人気インフルエンサーだが、12月31日未明に「故人の皆さまのご冥福をお祈りします」との言葉とともに共有した動画が問題だった。
動画はトルコの国営放送『TRT World』が報じた済州航空の惨事の様子を映したものだったが、その映像が事故当時の場面をそのまま収めていた。この投稿が議論を呼ぶと、チェ・ヘソンは投稿を削除し、「私の考えが非常に浅はかでした。傷ついたすべての方々に心からお詫び申し上げます」と謝罪の意を表明した。
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