90年代に人気も…芸能界退き敏腕金融マンとして活躍した韓国元歌手、持病のため50歳でこの世を去る

2024年12月19日 話題 #訃報

1990年代に活動した韓国の男性デュオ「展覧会」の元メンバーで、現在はモルガン・スタンレー・プライベート・エクイティの副代表を務めていたソ・ドンウクさんがこの世を去った。

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ソ・ドンウクさんは12月18日、持病のためこの世を去った。50歳だった。

1974年4月1日生まれのソ・ドンウクさんは、延世(ヨンセ)大学時代の同窓生であるシンガーソングライターのキム・ドンリュルと1993年に男性デュオ「展覧会」を結成。同年のMBC大学歌謡祭で『夢の中で』で大賞を受賞し、翌1994年に1stアルバム『EXHIBITION』で正式デビューを果たした。

「展覧会」では1997年に解散するまで計3枚のアルバムをリリース。代表曲には『記憶の秀作』『旅行』『異邦人』『鳥』『酔中真談』『卒業』『誓い』などがある。ソ・ドンウクさんはサブボーカルとベースを担当した。

ソ・ドンウク
(写真=モルガン・スタンレー)ソ・ドンウクさん

「展覧会」解散当時、ソ・ドンウクさんは「幼い年齢で歌手生活をしながら、学生の身分で享受できるさまざまな可能性を逃してしまったのではないかという気持ちに捕らわれたことが一度や二度ではなかった。当分は学校に戻り、勉強に専念しながら、できなかったことをして今後の未来を設計したい」と語ったことがある。

「展覧会」解散後、メンバーのキム・ドンリュルは歌手イ・ジョクと共にグループ「カーニバル」を結成し、歌手生活を続けた。

一方、ソ・ドンウクさんは芸能界から退き、企業人としてキャリアを積んだ。これまでマッキンゼー・アンド・カンパニー、斗山(トゥサン)グループ、アルバレス・アンド・マーサルなど金融界で働き、2015年からはモルガン・スタンレー・プライベート・エクイティで勤務し、最近まで副代表を務めた。

ソ・ドンウク
(画像=MBC YouTubeチャンネル)「展覧会」で活動当時のソ・ドンウクさん

なお、ソ・ドンウクさんの遺体安置所は延世大学の新村(シンチョン)セブランス病院葬儀場に設けられた。出棺は12月20日午前11時40分で、埋葬地はソウル市立昇華院となる。

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