NewJeans所属事務所ADORのミン・ヒジン前代表が、親会社HYBEのパク・ジウォン前代表とパク・テヒCCO、そして現地メディア『ディスパッチ』の記者2人を告訴した。
ミン前代表側は12月2日、「ミン・ヒジン前代表は、HYBE前代表取締役のパク・ジウォン、HYBE最高広報責任者のパク・テヒを情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(情報通信網侵害など)の疑いで、『ディスパッチ』記者A、Bを情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)の疑いで龍山(ヨンサン)警察署に告訴した」と明らかにした。
続いて「4月以来、被告訴人のパク・ジウォン、パク・テヒは違法に取得した私的なやり取りに嘘を加え、ミン前代表に対する否定的な世論を形成するために積極的に活動した」とし、「『ディスパッチ』のA記者とB記者は記者として上記のような意図を十分に認知しながらも、ミン前代表を誹謗する目的で持続的に偽りの事実を記事化し、名誉を毀損した」と説明している。
そして「『ディスパッチ』のA記者とB記者は本日も真実とは全く違う記事を作成し、何の事実確認もしないまま、片方の一方的な主張に本人たちの推測を加え、虚偽の内容の記事を作成した。今回の告訴を契機に徹底した調査を通じて、被告訴人の深刻な偽りと欺瞞が明らかになり、これに相応する法的責任を負うことを願う」としている。
告訴に先立って同日、『ディスパッチ』はミン前代表が、NewJeansとADORの契約解除の背後で暗躍していると主張。報道によると、NewJeansのメンバーたちがミン前代表の復帰を要請したYouTube配信、ハニの国政監査出席などはミン前代表が指示したものだという。また、ミン前代表がADOR理事だった当時、NewJeansを引き抜くために外部の投資家と接触していたという疑惑も提起している。
なおNewJeansは11月28日、緊急記者会見を開き、「ADORが専属契約に違反した」として契約解除を宣言。一方のADORは契約は維持されていると主張した。
◇NewJeans プロフィール
2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。
■NewJeansの“ADOR脱出”はすべてミン氏の主導?スクープ報道の内容
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