16歳年下モデルとの“婚外子”が発覚した俳優チョン・ウソンをめぐる騒動に、韓国の国会議員も参戦した。
【画像】チョン・ウソンが一般女性と密着?突如流出したプリクラ写真
韓国の革新系最大野党「共に民主党」のイ・ソヨン議員は11月26日、自身のフェイスブックに「チョン・ウソン俳優の男児誕生のニュースに関する断想」という題名の長文を投稿した。
冒頭で「“チョン・ウソン氏の婚外子騒動”が数日間、メディアを覆っている」と綴ったイ議員は、「芸能人の私生活は常に関心事になることだが、彼が“結婚”をするかどうかという決定までの非難と判断の対象になるのは上手く共感できない」と自身の意見を明かした。
そして、「子どもを産んだ夫婦は離婚することが許され、その選択が尊重される社会で、子どもを産んだ男女が婚姻せず、別々に暮らすことが非難の対象になり得るのか。では、子どもを産んで結婚した後に離婚すれば大丈夫なのか」と疑問を提起した。
「そもそも、そのようなことがなぜ判断と評価の対象になるのかよくわからない。誰かと一緒に暮らすという決心はとても実存的な決定だ」というイ議員。
「一緒に子どもを産んだからといって、相手との関係を問わず婚姻をしなければならず、同居義務と扶養義務を負って夫婦として生きなければならないなんて。なんだか息が詰まってくる」と指摘した。
それとともに、「一人で暮らす自由、自分が望む人と婚姻する自由、このようなことは個人に付与されたひとえに固有の自由であり、権利であるのではないか」と付け加えた。
イ議員は自身の家族史も語った。
「全員が生まれた子どもを心配して物申しているようだが、“子どものために両親が婚姻関係を維持しなければならない”いう考えが、私は偏見かもしれないと感じる。私はとても幼い頃に両親が離婚し、養育責任どころか父親の顔も記憶できずに成長した」
「愛していない私の両親が離婚せずに生きていれば、果たして私はもっと幸せだっただろうか? それは他人がむやみに口出しできない領域だ」
そう伝えたイ議員は、「平凡なことが悪いことはなく、両親が互いに愛し、力を合わせて一緒に暮らすのであれば、子どもの情緒にもより良い影響があると考える。だが、我々の人生はその姿がそれぞれ違う。平凡で、似たような標準があるように見えても、実際は全員が違う。そのような“他”たちが無心に尊重される社会が、より良い社会ではないかと私は思う」と自身の考えを明かしていた。
これに先立ち、2019年から芸能活動を休止していたモデルのムン・ガビは最近、2年近く投稿をストップしていたSNSを突如更新し、妊娠と出産の事実を告白して注目を集めた。
その後、韓国メディアの報道によって、ムン・ガビが産んだ子の父親がチョン・ウソンであることも明らかに。チョン・ウソン側は直ちにムン・ガビの息子が“婚外子”であることを認め、父親としてできるすべての責任を果たすと伝えた。
ただ、ムン・ガビとの婚外子が発覚して以降、「チョン・ウソンに1年以上交際している一般女性の恋人がいる」「チョン・ウソンが女性と撮ったプリクラ写真を拾った」「チョン・ウソンがインスタグラムで一般女性にDMを送った」など、私生活をめぐるさまざま疑惑が続々と浮上。これらに対し、チョン・ウソン側は「私生活の確認が難しい」と一線を引いている状態だ。
(記事提供=OSEN)
◇チョン・ウソン プロフィール
1973年4月22日生まれ。韓国・ソウル出身。身長187cm。1994年の映画『KUMIHO/千年愛』で俳優デビューし、映画では『私の頭の中の消しゴム』『グッド・バッド・ウィアード』『監視者たち』『アシュラ』『無垢なる証人』『藁にもすがる獣たち』『スティール・レイン』『ハント』『ソウルの春』、ドラマでは『アスファルトの男』『ATHENA -アテナ-』『パダムパダム ~彼と彼女の心拍音~』『愛していると言ってくれ』などで主演を務めた。2011年にはフジテレビ系列ドラマ『グッドライフ ~ありがとう、パパ。さよなら~』に出演したほか、2016年には映画『私を忘れないで』で主演と制作を務め、2023年に映画『ザ・ガーディアン/守護者』で監督デビューを果たした。
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