BTSの“復活”に関する情報でファンが大きく混乱している。
【画像】“日本ファン”?BTSメンバーにキスを試みた決定的瞬間
HYBEの第3四半期の業績報告カンファレンスコールで交わされた質疑応答が、異なった解釈をされて誤解が生じた。
11月5日、HYBEのイ・ギョンジュンCFO(最高財務責任者)は、HYBEの第3四半期の業績発表カンファレンスコールで、2026年の売上に関する質問を受けた。
当時、取材陣は「BTSがカムバックしてツアーを回る2026年、BTSの売上貢献度がどの程度になると予想しているのか。50%以上なのか以下なのか、ガイダンスを提示してほしい」と質問した。
この質問にイCFOは、「まだ私たちもメンバーたちと2026年度の活動に対する議論をしている最中なので、現時点で見通せているわけではない」と答えた。
続いて、「当然、完全体でカムバックする場合は相当な売上が予想されるが、それと同時に私たちのほかのアーティストたちの新事業成長も伴うので、売上比重は過去のように高くなることはないと期待している」と付け加えた。
この過程でイCFOが発言した「メンバーたちと2026年の活動について議論している」という文言を、現地メディアが大きく報じたことで、BTSメンバー全員が除隊したあとも完全体活動が不透明なのではないかとファンの混乱が大きくなったようだ。
この質問と回答は、2026年のHYBEの売上におけるBTSの貢献度に関するもので、“完全体カムバック時期”と関係づけるのは少し無理がある。
また2026年にツアーを行うのであれば、前年下期には新アルバムがリリースされていなければならない。質問の焦点が2026年に当てられていたため、2025年の活動については特に言及せず、2026年の活動について「議論中」という回答が伝えられたのだ。
特に、所属事務所とBTS、いずれも除隊後のカムバック時期について2025年下半期を言及している。メンバーの同伴入隊も、最大限ファンの元に早く戻るために行われただけに、完全体活動時期が2026年以降に遅れることはないというのが業界の見方でもある。
本件に関してBTSが所属するBIGHIT MUSICは、本サイト提携メディア『OSEN』に「BTSの除隊後の活動計画については、アーティストたちと緊密に議論中だ。時期や方法など具体的な計画が決まれば、適切なタイミングでファンの方々に申し上げる」と明らかにした。
なおBTSは昨年9月、BIGHIT MUSICと2度目の再契約を締結した。2013年6月にデビューしたBTSは、2018年に1年以上の契約期間を残した状態で早期の再契約を締結した。
(記事提供=OSEN)
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