俳優パク・ソジュンの主演ドラマ『梨泰院クラス』(原題、JTBC)が韓国で大きな人気を集める中、劇中で流れる音楽もまた抜群の話題性を誇っている。
韓国のお茶の間で熱い旋風を巻き起こしている『梨泰院クラス』だが、物語と完璧に調和する挿入歌も話題だ。実力派アーティストによる完成度の高い挿入歌たちは、ドラマの視聴者だけでなく音楽ファンの心も掴んでいる。
数ある挿入歌のなかでも特に反響を得ているのは、歌手Gahoの『始まり』(原題)。ドラマ全体のストーリーを感じさせる同曲は、劇中のすべてのシーンに見事に調和する。どんなことがあっても試練を乗り越えんとする、主人公たちのポジティブでエネルギッシュな姿が思い浮かぶような楽曲だ。各種音楽配信サービス上では常にデイリーランキング5位以内をキープしている。
実力派歌手として知られるKim Feelの歌う『あのときのあの子は』(原題)もまた、リリース直後から各高い人気を博している。胸に響くような甘い歌声が印象的なバラードは、試練を前にした主人公たちの口惜しさや感傷を一層膨らませた。
洗練されたロックサウンドが特徴的な『石頭』(原題)は、パク・ソジュン演じる主人公パク・セロイのメインテーマ曲。ロックシンガーとして人気を集めたハ・ヒョヌによる爆発的な歌唱力は、宿敵に立ち向かうパク・セロイの力強い姿を彷彿とさせる。去る3月7日の放送では、エンディングで登場人物たちの堂々たる姿と共に同曲が流され、放送直後に主要音楽配信サービスの1位を席巻するという爆発的な反響をもたらした。
ユン・ミレの歌う『Say』は、リリースと同時に各種チャート上位に浮上。現在までその人気を続けている。繊細な歌声は、パク・セロイに惹かれる天才少女チョ・イソ(演者キム・ダミ)の感情を穏やかに描いてゆくようだ。“元祖OSTクイーン”(OSTは、オリジナルサウンドトラックの略称。韓国では挿入歌や主題歌など、ドラマで使用される楽曲を指す)として知られるユン・ミレが劇中で届けた『Say』は、『梨泰院クラス』と抜群の相乗効果を見せた。
それだけでなく、最近はパク・ソジュンの親友として知られるBTSのVが新たに挿入歌を担当することが決まり、『梨泰院クラス』の人気はさらに加速する見通しだ。
お茶の間を超え、音楽業界でも旋風を巻き起こしている『梨泰院クラス』は、毎週金・土曜日の夜10時50分に韓国JTBCで放送中だ。
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