Stray Kidsがアメリカの4大音楽受賞式の一つである「アメリカン・ミュージック・アワード」(以下、AMA)を盛り上げた。
10月7日午前(日本時間)、ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで音楽授賞式「2024 AMA」が開催された。
今年、開催50周年を迎えた「AMA」は「グラミーアワード」「ビルボードミュージックアワード」「MTVビデオミュージックアワード」とともにアメリカ4大大衆音楽授賞式に挙げられる。
この日の授賞式では、Stray Kidsがパフォーマーとして参加し、公演を行った。K-POPグループが「AMA」の舞台に立つのは、BTSに続きStray Kidsが2組目だ。
Stray Kidsは、1990年代後半に一世を風靡したアメリカのボーイズグループ、イン・シンクの『Bye Bye Bye』をオマージュする舞台でパフォーマンスを行った。
舞台に登場した彼らは、ロープで手と足を縛ったままの強烈なパフォーマンスで会場を一気に虜にした。その後、ヒット曲『Chk Chk Boom』を熱唱し、大きな歓声を浴びた。
Stray Kidsは『Chk Chk Boom』を熱唱したかと思えば、『Bye Bye Bye』とリミックスしたパフォーマンスを展開し、K-POPとアメリカのボーイズグループ文化をミックスしたステージを披露した。
そんなStray Kidsは2018年のデビュー以降、爆発的な成長を続け、K-POPを代表するボーイズグループとして位置づけられた。
Stray Kidsは去る7月19日、ミニアルバム『ATE』のリリース。各種チャートを席巻し、グローバル音楽市場を掌握した。同アルバムは、米ビルボードのメインチャート「ビルボード200」で1位に上がり、リリースしたアルバムが5作連続で「ビルボード200」のトップを席巻する新記録を打ち立てた。
また、『ATE』は2024年にアメリカで最も売れたK-POPアルバムを記録した。所属事務所のJYPエンターテインメントによると、『ATE』は9月30日基準でテイラー・スウィフト、トラビス・スコット、ビリー・アイリッシュに続き4番目に多いアルバム販売量を達成。タイトル曲『Chk Chk Boom』もビルボード「ホット100」で49位にチャートインし、自己最高記録を更新。通算3度目のチャートインを成し遂げた。
なお、Stray Kidsはワールドツアー「Stray Kids World Tour<dominATE> 」の公演を続け、人気をさらに拡大する。去る8月、ソウル・KSPO DOMEで幕を開けたツアーは、9月にK-POPグループ初となるシンガポール・ナショナルスタジアムでコンサートを行った。今後、オーストラリア、台湾、日本、タイ、インドネシア、香港でも公演を行う予定だ。
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