独島(=竹島)訪問女優を猛非難の日本ネットユーザーを、韓国男性教授が「浅薄」と一蹴したワケ

2024年10月01日 話題

SNSに独島(竹島の韓国呼称)訪問時の記念写真を投稿した女優イ・シヨンに日本のネットユーザーから批判が相次ぐなか、「韓国広報専門家」を自称する韓国の男性教授が厳しい”忠告”を伝えた。

【写真】イ・シヨン、日本から批判殺到の”独島訪問SHOT”

誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は10月1日、自身のSNSを通じて「イ・シヨンが自身のSNSに独島訪問の認証ショットを残したことについて、日本のネットユーザーが悪質なコメントをし、議論になっている」と訴えた。

イ・シヨンは去る9月26日、自身のインスタグラムで独島を訪問した際の写真と動画を投稿。船に乗って島に向かう動画や、島内で韓国国旗を手に持った写真などを公開し、現地を満喫した様子を伝えていた。

この投稿に、一部の日本のネットユーザーが「“竹島”にいらっしゃったことを歓迎する」「フォローやめた」「こういうことは投稿しない方がマシだった」などと批判。

これを受け、韓国のネットユーザーによる「芸能人の方々がこういう影響力をたくさん披露してほしい」「とても素敵だ」「私も独島に行きたい」などの応援コメントも寄せられた。

イ・シヨン
(写真提供=OSEN)イ・シヨン

ソ教授は「日本の一部のネットユーザーは、独島と少しでも関連した韓国芸能人を捜し出し、『独島は日本の領土』を主張する浅薄な行為を行っている」と指摘するとともに、「独島に関するいかなる論理もなく、ただ無理な主張だけを繰り広げるコメントテロを行うのが彼らだけの特徴だ」と付け加えた。

”独島”をめぐっては最近も騒動が発生。9月には、ガールズグループNMIXXがとあるYouTubeチャンネルのバラエティ番組内で『独島は我が領土』を歌ったことで日本の一部ファンから非難を受けた。

7月にも、BTSのリーダーRMが韓服を着て『独島は我が領土』を歌う場面がSNSに掲載されたことで、やはり日本のネットユーザーから非難を浴びていた。

ソ・ギョンドク教授
(写真提供=OSEN)ソ・ギョンドク教授

なお、ソ教授は今週末に独島を訪問して「独島観光指針書」というテーマの映像を製作し、独島観光の活性化に注力する予定だという。

◇イ・シヨン プロフィール

1982年4月17日生まれ。モデルを経て芸能界デビュー。日本でも人気を博したドラマ韓国版『花より男子』や『風の国』に出演して注目される。以降、『富豪の誕生』『ゴールデンクロス』『一理ある愛』といったドラマでヒロインを務める傍ら、役作りのため始めたボクシングに目覚め、2012年には各種アマチュア大会で優勝。2013年には韓国代表の座をかけた全国アマチュアボクシング選手権で準優勝するなど、“ボクサー女優”としても有名だ。2017年に結婚。近年は『Sweet Home-俺と世界の絶望-』や『グリッド』に出演した。

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