プロデュース業務の契約期間はわずか2カ月?“NewJeansの母”、HYBEからの「契約書」を断固拒否【全文】

2024年08月30日 話題 #NewJeans

NewJeansの所属事務所で、韓国最大の芸能事務所HYBEの傘下レーベルであるADORのミン・ヒジン前代表が「プロデュース業務に関する業務委任契約書」について立場を発表した。

【注目】「違法な決定だ」ミン・ヒジン、ADOR代表職から電撃解任

8月30日、ミン・ヒジン前代表側は公式立場を通じて「去る8月27日、ADORの理事会は、ミン・ヒジン前代表が『NewJeansのプロデュース業務を引き続き担当する』とメディアに発表した。しかしこれは、ミン・ヒジン前代表本人の意思とはまったく無関係であり、一方的なメディア操作」と主張した。

続けて「メディアを通じて明らかにしたプロデュース業務を引き受けてほしいという趣旨に見えるものの、その内容は一方的、かつ不合理であり、常識的に理解し難い点が多くある」と指摘した。

ミン・ヒジン前代表
(写真提供=OSEN)ミン・ヒジン前代表

その理由は、業務委託契約書が「2カ月の超短期プロデュース契約」であり、「ADOR理事会(=HYBE)の一方的な契約解除がいつでも可能」だからだと説明した。

先立って8月27日、ADORは「ミン・ヒジン前代表は代表理事からは退くが、ADOR社内理事職をそのまま維持する。NewJeansのプロデュース業務もそのまま担当することになる」と発表した。

その発表を受けて、多くの人々はミン・ヒジン前代表がADORの代表職からは退くが、今後もNewJeansのプロデュース業務を担っていくと考えた。

しかしHYBEがミン・ヒジン前代表に署名をうながしたという「業務委任契約書」は、契約期間がわずか「2カ月のみ」で、いつでもミン・ヒジン前代表をクビにできる「毒素条項が満載」のものだったという主張だ。

ミン・ヒジン前代表は、この業務委任契約書に本日(8月30日)まで署名するよう求められたが、「署名が不可能であると判断した」と強調した。

NewJeans
(写真提供=OSEN)NewJeans

ミン・ヒジン前代表側の公式立場全文は、以下の通り。

こんにちは。

ADORミン・ヒジン前代表を代理している法律事務所セジョンと共に、メディアとのコミュニケーションを担当しているMacolコンサルティンググループです。

ADORの理事会がミン・ヒジン前代表に送ったプロデュース業務に関する業務委任契約書の不当性と、メディアに誤って伝えられた部分について立場を明らかにします。

去る8月27日、ADORの理事会は、ミン・ヒジン前代表が「NewJeansのプロデュース業務を引き続き担当する」とメディアに発表しました。しかしこれは、ミン・ヒジン前代表本人の意思とはまったく無関係であり、報道内容のすべてに同意したわけではない、一方的なメディア操作です。

続いて、8月28日、ADOR理事会議長のキム・ジュヨンがミン・ヒジン前代表に「業務委任契約書」というタイトルの契約書を送ってきました。メディアを通じて明らかにしたプロデュース業務を引き受けてほしいという趣旨に見えるものの、その内容は一方的、かつ不合理であり、常識的に理解し難い点が多くあります。

▲2カ月の超短期プロデュース契約

業務委任契約書に記載された契約期間は、2024年8月27日から2024年11月1日までで、全期間がわずか2カ月と6日に過ぎません。

NewJeansは去る6月、日本の東京ドームでのファンミーティングを成功裏に終え、2025年にはワールドツアーを計画しています。ワールドツアーを準備するアイドルグループのプロデュースを2カ月で完遂できると考えること自体が驚きです。これにより、HYBEが指名したADOR理事たちは、核心業務に対する理解不足を自ら証明しています。

非常識な契約期間だけを見ても、ADOR理事会が発表した「すべての決定はNewJeansのための最善の決定」という主張が虚偽であり、メディア操作であったことが明確に見て取れます。

▲ADOR理事会(HYBE)の一方的な契約解除がいつでも可能

業務委任契約書には、ADORの一方的な意思で契約を解除できる毒素条項が満載です。2カ月余りの契約期間すらも、ADOR(実質的にはHYBE)の意のままに短縮できるのです。

契約書には、ADORがミン・ヒジン前代表の業務遂行能力が著しく不足していると判断した場合、契約を即時解除できると定められています。客観的な根拠や基準に関する条項もありません。

さらにADORの経営事情上、契約を維持することが困難である場合や、ADORの必要に応じてADORの代表理事が判断した場合まで、契約の即時解除理由として規定されています。これはADOR(実質的にはHYBE)がいつでも意のままに契約を解除できると定めているものです。いつ、どのような理由であれ、該当業務から排除するための抜け道を残している策略です。

また、外部に発表した「経営とプロデュース」の分離という名目とは異なり、プロデューサーであるにもかかわらず、「経営実績が著しく低調であると判断された場合」に契約解除が可能だとする矛盾を見せており、「過度に広範な規定遵守事項を強制」したり、「契約期間が2カ月にもかかわらず、競業禁止期間はその6倍」である点があったり、不合理な条項が満載です。

ADORとNewJeansがミン・ヒジン前代表の指揮の下、独創性と差別性を認められ、類例のない成果を達成したことは誰も否定できない事実です。それにもかかわらず、このような常識的でない内容の契約書を送ってきた行為は、はたしてHYBEがミン・ヒジン前代表にNewJeansのプロデュースを継続して任せたいのか、その真意に疑念を抱かせます。これは意図的に「プロデューサー契約の拒絶を誘発」し、さらなるメディア操作のための布石とする行為だと見なさざるを得ません。

ADOR理事会は、このような不合理な契約書に本日30日まで署名するよう要求してきました。しかしミン・ヒジン前代表は、署名が不可能であると判断すると同時に、これによって再び歪曲された記事が報道されることを見越して立場を伝えます。

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