“父への臓器提供”で話題の韓国俳優、「生命分かち合い」広報大使に…元CAユーチューバーとともに活動

2024年07月28日 話題

父親に腎臓を提供して話題を集めた俳優ナム・ユンスが、「生命分かち合い」の広報大使に任命された。

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7月25日午後、ソウルシティタワーでは第8代「希望の種生命分かち合い」広報大使委嘱式が開かれた。今回広報大使に選ばれたのは、俳優ナム・ユンスと元CAでユーチューバーのソン・ヘウンだ。

今回の委嘱式でナム・ユンスは、「(父に腎臓を)寄贈する過程で、臓器や人体組織の寄贈に対する価値を自ら感じ、韓国では移植を待つ方々に比べて寄贈者が不足して寄贈の活性化が切実だという話を聞いた。脳死による臓器提供がさらに拡大し、移植を待っている方々に大きな希望になることを願う」と述べた。

第8代広報大使に委嘱された彼らは今後、生命分かち合い対国民広報ポスターや映像の製作、オン・オフライン広報事業などの活動に参加し、広報を継続する予定だ。

ソン・ヘウン
(写真提供=OSEN)ソン・ヘウン
ナム・ユンス
(写真提供=OSEN)ナム・ユンス

ナム・ユンスは最近、カトリック大学校・恩平(ウンピョン)聖母病院のSNSにより、父親に腎臓を提供した事実が少し遅れて知らされた。

病院側は、「俳優のナム・ユンスさんが自身の腎臓を父親に寄贈し、父親の病気を治してあげた」として、「寄贈者と受益者の両方が早期に回復して元気に退院され、幸せな未来を語る家族を見て医療スタッフも幸せな瞬間を送った」と説明した。

また、ナム・ユンスの所属事務所エージェンシー・ガルテンは、本サイト提携メディア『OSEN』に、「ユンス俳優が(腎臓提供を)行ったのは事実だ。お父様の腎臓が悪くなって移植しなければならないという話を聞いて、自発的に移植すると言って今年初めから検査を始めた。幸い、良い結果が出たので6月19日に手術をした」と明らかにした。

それとともに、「映画『大都市の愛し方』(原題)の撮影を終えてすぐに検査を受けた。幸いにも適しているという結果が出たので手術もうまくいった。健康にも全く問題がなく、下半期の作品に入るためにこれから体を作ろうと思う」と今後の活動計画を知らせている。

また、「臓器提供は個人的なことなので、特段明らかにしようとはしなかった。ところが、病院関係者の方々がよく見てSNSにアップしてくださった。感謝するだけだ」と感謝の意を表した。

なお、1997年7月14日生まれのナム・ユンスは、2014年にファッション雑誌にモデルとしてデビュー。2018年頃から俳優活動を開始し、ドラマ『パンドラの世界~産後ケアセンター~』『怪物』『恋慕』『今日のウェブトゥーン』などに出演した。

(記事提供=OSEN)

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