Netflixオリジナル『イカゲーム』で主演を務めたイ・ジョンジェが、約550億ウォン(日本円=約62億円)のビルオーナーになった。
7月23日、韓国メディアによると、イ・ジョンジェは自身が代表取締役を務める(株)ベナピクチャーズ名義で6月28日、ソウルの高級住宅街である清潭(チョンダム)洞に位置する地下2階地上6階規模のビルを220億ウォン(日本円=約24億7000万円)で購入した。
2015年に完工した該当ビルは鶴洞(ハクトン)交差点と清潭(チョンダム)交差点の中間地点に位置しており、敷地面積315.3㎡(95坪)、建物延べ面積1136.51㎡(344坪)に達する。建物を除いた土地の価値に換算すると、3.3㎡(1坪)当たり2億3000万ウォン(日本円=約2586万円)で取り引きされたという。
また、イ・ジョンジェは先月、残金を納入する過程で、所有権移転をはじめ、銀行から債券最高額204億ウォン(日本=約23億円)の不動産担保融資を受け、ビル事業を目的に不動産賃貸業を追加したという。
このことについて、イ・ジョンジェの所属事務所であるアーティストカンパニーの関係者は、本サイト提携メディア『OSEN』に「俳優の私生活は所属事務所でも知っていることがなく、返事をすることが困難だ」と慎重に伝えた。
特に、イ・ジョンジェは2020年5月、芸能界の長年の親友であるチョン・ウソンと330億ウォン(日本円=約37億円)のビルを共同で購入している。
当時、イ・ジョンジェとチョン・ウソンは敷地面積546㎡、延べ面積1419㎡のビルを各々50%の共同持分で購入。330億ウォンのうち223億ウォン(日本円=約25億円)を融資、残りの約107億ウォン(日本円=約12億円)は現金だ。
2人で購入したビルは地下1階地上4階建てで、2階まではフランチャイズのカフェが入店している。専門家たちによると、狎鴎亭ロデオ駅から徒歩8分の距離で、大通り沿いの角に位置し土地活用度が高く、大企業の大型建物が周辺に分布し高い価値を評価されている。
これに対して、アーティストカンパニーは「当社で映画およびドラマ製作など事業領域を拡張し多角化するためにビルを買い入れた」と明らかにした。
220億の建物を所有することになったイ・ジョンジェは、チョン・ウソンと共同購入したビルまで合わせ、なんと550億ウォン(日本円=約61億円)のビルオーナーとなり、芸能界の不動産王リストの上位圏に名を連ねることになった。
そんなイ・ジョンジェはDisney+オリジナルシリーズ『スターウォーズ:アコライト』でマスター・ソルを演じ、『スターウォーズ』史上初の“東洋人ジェダイ”となり、話題を集めた。
今年の年末には、Netflixオリジナル『イカゲーム』シーズン2の公開も控えており、大忙しだ。
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