「空気読めない」の声も…『ソンジェ』主演ビョン・ウソク、“過剰警備”下の行動に分かれる賛否

2024年07月18日 話題

俳優ビョン・ウソクが過剰警備の議論のなか、香港でのファンミーティングを終えて韓国に帰国した。

【写真】ビョン・ウソク護衛による利用客妨害の瞬間

7月16日、韓国のオンラインコミュニティ上には、香港国際空港から仁川(インチョン)国際空港に出国するビョン・ウソクの姿を撮ったファンの映像が多数共有された。

映像によると、同日、空港はビョン・ウソクの出国を見送るために集まったファンでごった返した。多くのファンはビョン・ウソクが通り過ぎる要所に陣取って待機し、ビョン・ウソクが姿を現すと黄色い声援を浴びせた。

出国手続きに向かう通路にはフェンスが設置されていたが、ファンは携帯電話を持ってフェンス越しに手を伸ばしたり、準備したプレゼントを渡したりもした。これに対しビョン・ウソクは、ゆっくり移動しながらファンの呼びかけにお辞儀をして、プレゼントも受け取るなどのファンサービスをした。

それだけでなく、一部の現地ファンたちはフェンスの前に集まり、ビョン・ウソクのためにドラマ『ソンジェ背負って走れ』のOST『Sudden Shower』を歌うイベントを行い、注目を集めた。

これに対し、空港職員はビョン・ウソクに先に進むよう催促したが、ビョン・ウソクはしばらくの間立ち止まり、ファンの歌に耳を傾けた。また、ファンが渡したプレゼントが落ちると、振り返って状況を確認したりもした。

この一連の様子がオンラインコミュニティなどで拡散されると、ネットユーザーの間で賛否両論が巻き起こった。

現在、ビョン・ウソクは過剰警備の議論で世論の批判を受けている。

先立って12日、ビョン・ウソクが香港に出国する過程でも、仁川国際空港に多くのファンが詰めかけた。すると当時、ビョン・ウソクの警備員が空港にいた一般客に向かってフラッシュを浴びせてゲートを塞ぎ、ラウンジ利用客の航空券などを検査した事実が判明し、批判を受けた。

さらに、ビョン・ウソクの警備を担当した警備業者が仁川国際空港側の協力のもと、乗客の航空券を検査したことについて“不法行為”とみなされ、国家人権委員会に人権侵害行為で提訴される事態まで起きた。

これに対し警備業者の関係者は、「(フラッシュを使ったのは)明白なミスであり、誤った行動だ」と謝罪しながらも、「常識的にゲートを10分も塞ぐことはできず、空港側との協議を経て、空港警備隊とも最終協議をした。ゲートを塞いだ時間はほんのわずかだ。アーティストが空港の横断歩道を渡って一般ゲートに入ってくると、あっという間に人々が集まる。安全事故予防のためにそのようにした」と釈明した。

ビョン・ウソクの所属事務所VAROエンターテインメント側も15日に公式立場を発表。次のような謝罪文を発表した。

「アーティスト出国時に警護をしていた過程で、乗客の皆様が被害に遭う事態が発生した点を深く謝罪申し上げる。一般乗客に向けてフラッシュを当てた警備員の行動は、“当社で認知した後、行動を止めてほしい“と要請した。ゲートと航空券及び現場の詳細な警備状況は現場で認知できなかったが、すべての警備遂行過程での好ましくないことに対して、道義的な責任感を痛感し、不便を感じた利用客の方々に頭を下げて謝罪申し上げる」

「今後は、空港利用客の方々を含む多くの方々に不便を及ぼす状況が発生しないようにさらに綿密に確認し、注意する」

ビョン・ウソク
(写真提供=OSEN)ビョン・ウソク

このようななか、当事者であるビョン・ウソク本人も立場を明らかにするかに関心が集まっている状況だ。しかし、香港出国当時のビョン・ウソクの態度が、むしろ議論に対する否定的な世論に火をつけたと見られている。

当時の映像を見たネットユーザーたちは、「空港でイベントをするのも荒唐無稽だが、ビョン・ウソクも雰囲気を把握できないのか」「こういう状況では早く進むべきだ」「空港がファンミーティング場だと思っているのか」「空気が読めないように見える」と指摘した。

いくら自分を訪ねてきてくれたファンに感謝しても、公共の場にファンが殺到した状況であれば、ほかの利用客に不便をかけないため、早く通過することが道理だというのが彼らの主張だ。

一方、このような反応が過度な非難だという意見もある。一部では「数秒間ファンに挨拶したことの何が問題なのか」「そのまま進みながら挨拶することにも悪口を言うのか」「挨拶をせず早く入れば、“早く入った”と悪口を言うのではないか」など、擁護の世論も寄せられていた。

◇ビョン・ウソク プロフィール

1991年10月31日生まれ。身長189cmと韓国俳優の中でも高い身長を活かし、2014年にモデルとしてデビュー。2016年のドラマ『ディア・マイ・フレンズ』で俳優デビューを果たすと、『みんなの恋愛』『コッパダン~恋する仲人~』『青春の記録』『花が咲けば、月を想い』『力の強い女 カン・ナムスン』などに出演し、『ソンジェ背負って走れ』でブレイクした。5歳上の姉も元モデルとして活躍。ボーイズグループRIIZEのファンで推しはアントンと公言しており、2SHOTを自身のインスタグラムで公開して話題になったことも。

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