兵役中の俳優キム・ウソクが持病の悪化で「社会服務要員」に編入する。
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7月5日、所属事務所ALIENカンパニーは公式立場を発表し、キム・ウソクが「現役兵服務中に社会服務要員に最終編入された」と伝えた。
社会服務要員とは、兵役判定検査で「4級(補充役)」の判定を受けた人が現役兵の代替として公的機関で勤務する制度のこと。区役所や福祉施設などに所属し、現役兵と違って自宅から配属先に通う。
所属事務所は「2023年4月に陸軍現役として入隊したキム・ウソクは、誠実に服務の義務を果たしていたなかで、以前から患っていた腰椎椎間板ヘルニアによる神経根症が発生し、軍服務中も継続的に治療を受けながら服務してきた」と経緯を説明した。
続けて「しかし好転せず、日常生活と訓練を受けられないほどさらに症状が悪化し、軍で法規による審査手続きを経て、現役服務に不適格との判定を受け、現役兵服務中に社会服務要員に最終編入された」と述べた。
入隊して1年以上を現役兵として服務するも、編入となったキム・ウソクは「元気に軍生活を終えることができず申し訳ない気持ち」でいるという。それでも「残りの服務期間、最善を尽くして臨む」と前を向いた。
キム・ウソクは2017年のウェブドラマ『恋愛プレイリスト』シーズン2に出演し、俳優としてデビュー。以降、『ボイス~112の奇跡』(OCN)シリーズ、『軍検事ドーベルマン』(tvN)、『キミと僕の警察学校』(ディズニープラス)、『禁婚令-朝鮮婚姻禁止令-』(MBC)などに出演した。
また、2023年4月の入隊前には『青春ウォルダム 呪われた王宮』『有益な詐欺』に特別出演したりもした。
ALIENカンパニーの公式立場全文は、以下の通り。
◇
こんにちは。ALIENカンパニーです。
キム・ウソクの軍隊補充役編入についてご案内致します。
2023年4月に陸軍現役として入隊したキム・ウソクは、誠実に服務の義務を果たしていたなかで、以前から患っていた腰椎椎間板ヘルニアによる神経根症が発生し、軍服務中も継続的に治療を受けながら服務してきました。
しかし好転せず、日常生活と訓練を受けられないほどさらに症状が悪化し、軍で法規による審査手続きを経て、現役服務に不適格との判定を受け、現役兵服務中に社会服務要員に最終編入されました。
キム・ウソクは元気に軍生活を終えることができず申し訳ない気持ちであり、服務機関と招集日を通知され次第、残りの服務期間に最善を尽くして臨む予定です。
突然のお知らせでご心配をおかけし、申し訳ございません。当社はキム・ウソクの治療とリハビリに集中し、今後の演技活動をうまく続けられるよう最善を尽くします。
ありがとうございます。
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