111万人の登録者を保有する韓国の現役大学生ユーチューバーのDarcieが、詐欺被害を他人に押し付けようとしたという疑惑を再度釈明したが、むしろ袋叩きにあっている。
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Darcieは7月3日、自身のチャンネルに弁護士とともに撮った「こんにちは、Darcieです」という映像をアップロードした。
約20分のこの映像は、物議を醸した“チョンセ詐欺被害”の映像を見ながら、法的な問題の有無をチェックするという内容だった。
先立ってDarcieは6月、チョンセ詐欺で補償金を返してもらえなくなった家の新たな借主を自ら探すことを選んだと告白していた。「チョンセ」とは韓国の賃貸制度の一つで、入居者が家主に一定額の補償金を預け、退去時に戻ってくるというもの。
このDarcieの発言が、チョンセ詐欺被害で保証金を受け取れないと知って言いながらも、他人に転嫁しようとしたと指摘されることに。この疑惑に対して、「私の意図としては、決して爆弾をたらい回しにしようとする無責任な行動ではありませんでした。周囲の方々が次の借家人を探してみるのも方法だと言っていたので、それが正しい方法だと思った」として、「今後はさらに慎重に行動し、より多くの学びを通じて、このようなことが再発しないよう努力する。私のミスによって不快感を覚えたすべての方々に、心より謝罪申し上げる」と謝罪していた。
このような謝罪文を公開してから、約10日後に公開した今回の映像でDarcieは、弁護士同席のもとで問題となった自身の映像をレビュー。Darcieは釈明の途中、「一人でうまく解決しようとしたが、(チョンセ詐欺では)なかった」と話し、弁護士は「Darcieがやられたのはチョンセ詐欺ではない。本人も被害がないので、誰かに転嫁するというのは話にならない。損害を最小限に抑える方法を選んだ」と述べた。
このような釈明映像を出したが、世論は冷ややかだ。彼女に対して指摘するネットユーザーたちは、「法的に間違っていたのではなく、道徳的に間違っていた部分を指摘されている」「なんで指摘を受けたのか全く把握できていない」と皮肉った。「本当に深刻だ」「悪手だ」などのコメントも続いた。
この騒動でDarcieに失望した登録者たちは続々と離脱している。騒動直後の6月22日に1万人が流出したのを皮切りに、現時点まで8万人離れた。119万人だった購読者は111万人まで下がっている状況だ。
(記事提供=OSEN)
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