過去にBTS(防弾少年団)の楽曲にフィーチャリング参加したこともある女性シンガーソングライターHalsey(ホールジー/29)が、新曲発表と同時に闘病中と思われる近況を知らせた。
ホールジーは6月5日(日本時間)、自身のSNSを通じてシングル『The End』を公開。「長い話を短く言えば、私は生きていてラッキーだった。短い話を長く言えば、新しいアルバムを作った。『The End』が今から始まる」と伝えた。
同時に公開された動画には、ショートヘアでニット帽を被ったホールジーの闘病記と見られる様子が映っていた。
動画内で、ホールジーは「私もおばあさんになったみたい。自分自身にあと2年、病人でいる猶予を言い渡した。30代になれば生まれ変わってまた20代を元気にやり直す」と話している。
『The End』にもホールジーの率直な心境が込められた。
ホールジーは歌詞で「ここ数年、医者は私が病気だと言い、また新しい薬を出して私に処方する。最初は脳が痛く、次は骨が痛かった。文句は言いたくないけど、申し訳ないと言っている」などと綴っていた。
ホールジーは1994年9月29日生まれの29歳。アメリカの女性シンガーソングライターとして2014年にデビューし、2015年に1stアルバム『Badlands』で絶大な人気を集めた。
その後はザ・チェインスモーカーズのシングル『Closer』にフィーチャリング参加すると、ベニー・ブランコの『Eastside』でカリードとともにボーカルを務めたり、自身も米ビルボードのシングルチャート「ホット100」1位に輝いた『Without Me』を発表したりするなど、数多くのヒット曲を披露した。
また、2018年にはBTSの楽曲『Boy With Luv』にフィーチャリング参加したことで、ARMY(BTSのファンネーム)から大きな愛を受けた。
ホールジーは2019年5月、アメリカで行われた「2019ビルボードミュージックアワード(BBMAs)」でBTSと『Boy With Luv』のコラボステージを披露。2023年6月には、SUGAとのコラボ曲『Lilith(Diablo IV Anthem)』も発表している。
実際、今回の『The End』発表時にも、ホールジーのSNSコメント欄には世界中のARMYからエールが寄せられていた。
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