BIGBANG元メンバーのV.I(スンリ)は、なぜ再び“憎まれる行動”をするのだろうか。
脱退後も“BIGBANGの看板”を利用し続けるV.Iの行動に非難が殺到している。
自らの不祥事でグループを脱退し、メンバーに迷惑をかけたにもかかわらず、自身の都合で度々BIGBANGとメンバーを“召喚”しているからだ。
今年1月には、カンボジアのクラブで開催されたイベントでG-DRAGONに言及。「いつかG-DRAGONをここに連れてくる!」と大声で叫び、BIGBANGのユニット「GD X TAEYANG」の『GOOD BOY』を歌った。
そして、今度はBIGBANGに言及し、礼儀のない姿を見せた。
5月8日、ネット上ではV.Iがマレーシアで富豪の誕生日パーティに参加したとみられる映像が拡散された。
映像を見ると、V.Iは灰色のスーツに野球帽、サングラスという出で立ちで登場し、パーティで楽しい時間を過ごしていた。
ただ、ファンが問題視する部分は、V.IがまたしてもBIGBANGを自分の仕事で利用したことだ。
V.Iはパーティー中、BIGBANGのヒット曲『BANG BANG BANG』を熱唱して会場を盛り上げた。参加者のなかには、「スンリ!スンリ!BIGBANG!BIGBANG!」と叫ぶ者もいた。
V.Iは去る2018年、韓国芸能界を越えて社会全体に衝撃をもたらした「バーニング・サン事件」の中心人物に名指しされ、大きく物議を醸した。
V.Iは投資家相手の性売買斡旋、20億ウォン(日本円=約2億2754万円)台の海外遠征賭博をした疑惑などが明らかに。
軍人だったV.Iは2022年5月に懲役1年6カ月を宣告され、国軍刑務所に収監された後、民間の刑務所へ移り2023年2月に出所した。
「バーニング・サン事件」は社会問題になっただけでなく、V.I以外にも多くの芸能人の名前が関連人物として挙げられ、人々にショックを与えた。
同事件の中心人物として議論となったV.Iは、当時所属したBIGBANGにも甚大な被害を与えた。V.IのスキャンダルによってBIGBANGのイメージにも大打撃があり、活動も止まらざるを得なくなった。
にもかかわらず、当のV.I本人は実刑を受けて出所した後、何度もBIGBANGとメンバーを利用し、再び被害を与えている。
自身の不祥事で被害を与えたメンバーに対する謝罪もなく、自分のために利用するだけの利己的な行動に非難が殺到するのは当然である。
BIGBANGのメンバーはV.Iの不祥事によって、現在もグループについて言及することさえ気を遣っている状況だ。
何よりもう一つの問題は、V.IによってBIGBANGに負けないダメージ、ショックを受けたファンに対する礼儀もないということだ。
出所後もプライバシー疑惑など騒動が続いたV.Iは、BIGBANGを好きなだけ利用した挙句、自分たちを応援してくれたファンを配慮することはなかった。だからこそ、ファンの失望もさらに大きかった。
BIGBANGにも、ファンにも礼儀のない行動を続けるV.I。まるで“憎まれ役”を自ら買って出ているかのようだ。
(記事提供=OSEN)
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