韓国で愛されたジャイアントパンダのフーバオが中国に返還された。
多くのファンが別れの挨拶をしたなかで、“フーバオオタク”と知られたスターたちも熱い「さよなら」を伝えた。
『冬のソナタ』の女優チェ・ジウは4月3日、自身のインスタグラムを通じて「bye」とコメントし、フーバオの写真を共有した。同時に公開された写真のなかには、チェ・ジウの家の窓に付けておいたフーバオのぬいぐるみが見られ、フーバオオタクの一面を垣間見ることができた。
同日午前10時40分、京畿道・龍仁(ヨンイン)に位置するエバーランドで生活してきたフーバオが特殊車両に乗せられ、仁川(インチョン)国際空港に移動した。その後、中国に到着したフーバオは隔離・検疫区域内に入室し、健康な近況を伝えた。
フーバオの中国返還を悲しんだスターは、他にもいた。
同日、S.E.S.出身の歌手パダもインスタを通じて「はあ、フーバオ。悲しい。どうしよう」とコメントし、ソン・ヨングァン飼育士がフーバオの乗ったトラックを見送る写真を共有した。
普段からフーバオオタクと知られているRed Velvetのスルギは、バラエティ番組『フーバオとおじいさん2』(原題、SBS)のOST『You're My Joy and Luck』に参加したりもした。フーバオが韓国を離れる4月3日、スルギはフーバオの写真を掲載し、「大好きなフーよ。幸せをくれてありがとう。行っても元気に過ごせるよね?数多くのフーのファンが応援しているよ」と残した。
『フーバオとおじいさん2』に出演したパク・サンダラは、フーバオとの別れに涙を流したりもした。当時、彼女は「フーバオについて知らなければ知らなかったが、一度だけ見て知ることはできないようだ。毎日毎日、フーバオの映像を見て、フーバオについてもっと知るようになった。フーバオを見ながらとても幸せになった」と涙を流した。特に4月3日には、フーバオを見送るためにエバーランドに向かった写真を公開した。
これまでフーバオに対するファンの気持ちを表してきた歌手BoAもいる。彼女はフーバオのマネージャーを求める臨時アルバイト求人関連の記事を共有し、「これどうやって申請するのか」と関心を示し、「私は本当に誠実にマネージャーできる。聞きたい歌を全部歌ってあげることもできる」と意志を表したことがある。
そうして2023年7月には、本当にフーバオの“一日マネージャー”として活動したBoA。彼女は当時、自身のインスタグラムを通じて「私は成功したオタクだ。うちのフーバオ、私が作った花束と竹をおいしく食べてくれてありがとう」と伝えたりした。
多くのスターに愛されたフーバオ。中国で幸せに過ごすことを願うファンは尽きない。
(記事提供=OSEN)
◇チェ・ジウ プロフィール
1975年6月11日生まれ。1994年にテレビ局MBCのオーディションに合格し、本名のチェ・ミヒャンで女優デビュー。翌1995年に芸名をチェ・ジウと改名し、2002年に主演したドラマ『冬のソナタ』で一躍、アジアのトップスターに。日本では“ジウ姫”の愛称で知られ、2006年にはTBSのドラマ『輪舞-ロンド-』で竹ノ内豊とダブル主演。そのほか、日本ではドラマ出演、CM出演多数。2018年3月に9歳年下の一般男性(オンライン・プラットフォームのアプリケーション会社の代表)と電撃結婚したニュースは、日本でも多くのメディアで報じられた。2020年5月16日、第1子となる長女を出産した。
◇BoA プロフィール
1986年11月5日生まれ。本名クォン・ボア。1998年に兄の付き添いでSMエンターテインメントのオーディション会場に足を運び、スカウトされた。その後2年間、歌手デビューを目指して歌やダンスの練習に励む傍らで日本語と英語の特訓も行い、2000年にデビューアルバム『ID; Peace B』をリリースした。翌年には同タイトルの日本版シングルをリリースし、本格的に日本へ進出。2002年には『Listen to My Heart』でオリコンチャートを制し、一躍人気歌手となった。
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