女優のハン・ソヒがイベント会場で突然叫んだことに対して、事務所関係者が当時の状況を説明した。
ハン・ソヒの所属事務所9ATOエンターテインメント関係者は3月5日、本サイト提携メディア『OSEN』に「パリでのイベント現場には、非常に多くの人が集まっていた。ソヒ氏以外にも多くのセレブの方々が集まり、事故が発生する恐れがあった」と明らかにした。
続いて「音楽の音量もとてもうるさく、円滑なコミュニケーションができない状況で皆が注意を傾けていた。ソヒ氏のほかにも、周辺のスタッフ皆が気をつけてほしいとお願いしていたが、ソヒ氏の映像だけが注目を集めて誇張されたため、誤解が生じたようだ」と説明した。
そして「現場には韓国の方々はもちろん、さまざまな国の方々がいらっしゃった。ソヒ氏は特定の人に対して叫んだわけではない」として、「イベントは無事進行され、和気あいあいとした雰囲気で終わった」と伝えた。
最近、オンラインコミュニティやSNSを中心に、ハン・ソヒを撮影した映像が拡散された。その映像でハン・ソヒはパリのイベント会場で、誰かに向かって「静かにしてください」と叫んでいた。
その叫びで静かになった瞬間、「大丈夫か」と質問されたハン・ソヒは、笑みを浮かべながらポーズを取った。この一連の流れが、わずか10秒の映像に収められた。
この映像が公開されると、ネット上では様々な反応が生じた。多くのユーザーは、どんな状況なのか不明の映像でハン・ソヒの表情と声に注目し、「誰に腹を立てているのか気になる」「パーティー会場で静かにしてくれというのはおかしい。もともと騒がしい場所ではないか」「過敏に見える」といった反応を示した。
ただ一部からは、「とにかくビジネスの現場で仲裁ができないので俳優が叫んだのだろう」「前後の状況を知らないので単純に俳優を非難することはできない」「前の部分はどこに行って、ハン・ソヒが叫ぶところだけ映像が出てくるのか。魔女狩りをされるのに、ぴったりな映像」など、わずか10秒の映像で人間性を問う議論が出てくることが、果たして正しいのかという意見も少なかった。
(記事提供=OSEN)
◇ハン・ソヒ プロフィール
1994年11月18日生まれ。韓国・蔚山(ウルサン)出身。2016年にSHINeeの楽曲『Tell Me What To Do』のミュージックビデオの出演で芸能界入りし、2017年のドラマ『ひと夏の奇跡~Waiting for you』で本格女優デビュー。ドラマ『夫婦の世界』でブレイクし、以降『わかっていても』『マイネーム:偽りと復讐』『京城クリーチャー』など数々の話題作に出演した。デビュー時から大手食品メーカーや化粧品メーカーなど、様々な企業のCMモデルを務めた。
前へ
次へ