数多のスターが存在する韓国芸能界で、今最もホットなのは俳優のイ・ジェウクだろう。
イ・ジェウクは28日、Disney+オリジナルシリーズ『予期せぬ相続者』が全世界に公開されたばかりだ。本作は、イ・ジェウク演じる野心家のテオが、韓国最高の財閥の王座を獲得するために奮闘する物語だ。
イ・ジェウクは今回、高校生、大学生、社会人と10代から30代までを演じているが、その自然な演技が視聴者を驚かせている。カン・イナ約の俳優イ・ジュニョンと見せる友情から魔性のスーツ姿まで、たくさんの見どころを提供している。
イ・ジェウクは1998年5月10日生まれで、現在25歳。ヒョンビンやパク・シネが主演した2018年のドラマ『アルハンブラ宮殿の思い出』でデビューした。天才ハッカーの悪役、“マルコ”を演じて頭角を現した。
2019年にはドラマ『恋愛ワードを入力してください~Search WWW~』では、サブ男性主人公といえるソル・ジファンを演じ、知名度が急上昇。ソル・ジファンは無名俳優としてドラマでは“悪い男”を演じる一方、現実では恋人に愛を捧げる純粋さを見せる2面性を持つキャラクターだった。同年には『偶然見つけたハル』に出演し、地上波ドラマにも進出している。
彼の名を大きく知らしめたのは、2022年のドラマ『還魂』だ。同作は韓国国内を越え、グローバルに愛され、Netflix非英語圏TV部門のトップ10リストに19週間も入った。特にアジアだけでなく、ヨーロッパやアフリカまで魅了して世界的な人気を博した。
そんな彼に最近追加された修飾語は、“カリナの男”という言葉だ。27日、イ・ジェウクがaespaのカリナと交際中だと報じられると、所属事務所のCJes Studioは、互いに“知っていく”関係という前提の下、「撮影中で、私生活であるだけに、温かい目で尊重してくれるようお願いする」と明らかにした。
この一件により、イ・ジェウクは世界中の音楽ファンからも関心を受けることに。aespaは現在のK-POP界を代表するグループの一つだけに、カリナの熱愛は海外でもホットなイシューとして受け止められた。
ただ、あまりにもホットな2人であるため、乗り越えなければならない難関も多い。一部ファンは、イ・ジェウクの“乗り換え恋愛”疑惑を提起するなど、一線を越えるデマを流布している。そしてaespaの一部のファンはイ・ジェウクに対して誹謗中傷している。
これらにイ・ジェウクは断固とした態度を見せている。29日、「ネット上で俳優を誹謗し、虚偽を含む悪意的で侮辱的な掲示文を確認した」とし、「これは深刻な人格権侵害行為で当社(CJes)は、法的代理人を通じて民刑事上の強力な法的対応をするだろう」と発表した。
しかし、誹謗中傷問題が沈静化する前に、イ・ジェウクを巡る新たなイシューが発生した。イ・ジェウクは来る4月にCJesとの専属契約が終了するが、再契約せず個人事務所の設立を計画していると報じられ、再びネット上を騒がせた。
2024年2月だけで、なんと4つのイシューの中心に立ったイ・ジェウク。良いニュース、悪いニュースがあったものの、裏を返せば人気者であることの証左と言えるだろう。
(記事提供=OSEN)
◇イ・ジェウク プロフィール
1998年5月10日生まれ。韓国・ソウル出身。身長187cm。2018年放送のドラマ『アルハンブラ宮殿の思い出』でデビュー。代表作に『偶然見つけたハル』『もうすぐ死にます』『還魂』などがある。2024年2月28日からは自身がメインキャストを務めるDisney+オリジナルシリーズ『予期せぬ相続者』が配信されており、韓国で最も勢いのある若手俳優の一人として注目されている。
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