刑務所から出てきたスターたちが、しばしの息抜きを終えたあと、芸能界に復帰している。
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すでに出所した元BIGBANGのV.I、元FTISLANDのチェ・ジョンフンに加え、“チョン・ジュニョングループトーク”事件の主人公である歌手チョン・ジュニョンも、出所を約20日後に控えている。
現在収監中のチョン・ジュニョンは、2016年1月の江原道・洪川(カンウォンド・ホンチョン)、同年3月の慶尚道北・大邱(キョンサンブクド・テグ)と、2度にわたって酔った女性に集団性暴行を加えた疑惑により、2019年3月に拘束起訴された。
その上、女性との“関係”を隠しカメラで撮影し、グループのチャットルーム、個人チャットルームなど、多数の知人たちに拡散した疑惑も受けた。共演者からは、「女性と寝ることに狂った人間」とまで称されたほどだ。
その後、2019年11月に行われた一審で懲役6年を言い渡されるも、これを不服としたチョン・ジュニョンは控訴。二審では1年減刑された5年を宣告されたが、やはり不服とした。以降、最高裁は2020年9月に行った上告審で再び5年を宣告し、チョン・ジュニョンの裁判は終結することとなった。
そんなチョン・ジュニョンは来る3月20日、監獄生活に終止符を打つ。
チョン・ジュニョンの復帰に先立ち、関連人物のV.I、チェ・ジョンフンが出所しているが、彼の共通点は皆が活動を再開する動きを見せているという点だ。
まず、チェ・ジョンフンは“日本”で5年ぶりの復帰を予告している。「FANICON」でファンサイトを開設した彼は、「5年ぶりに皆さんに挨拶を申し上げる。皆さん一人ひとりのメッセージから力をもらい、このように元気な姿をお見せすることができた。本当にありがたい」と伝えた。
チェ・ジョンフンは、チョン・ジュニョンらとともに女性に集団性暴行を加え、違法撮影した容疑で2年6カ月の実刑を受け、2021年11月に満期出所した。その後は芸能界から遠ざかっていたが、日本を復帰の地に選んだようだ。
また、V.Iは2019年の「バーニングサンゲート」の中心人物として知られる。彼は性犯罪処罰などに関する特例法違反、常習賭博、外国為替取引法違反、食品衛生法違反、業務上横領など、9つの容疑で懲役1年6カ月を言い渡された。兵役期間に軍人として裁判を受けた彼は、実刑が確定したあとに民間刑務所へと移監され、2023年2月に出所している。
出所後のV.Iは、海外のクラブでの目撃談、二股疑惑など、依然として周囲は騒がしい。芸能界復帰の動きは見られないが、最近はカンボジア・プノンペンで開催されたイベントに参加して“G-DRAGON”の名を出すなど、厚かましさを見せている。
2人の今後がどうなるか、現時点では不明だが、出所後の芸能界復帰が失敗に終わったケースもある。未成年への性的暴行やセクハラの容疑で、2年6カ月の実刑を言い渡されたミュージシャンのコ・ヨンウクは、2015年に満期出所し、2020年にSNSを開設して復帰を試みた。だが、世間の風当たりは強く、SNSも閉鎖され、復帰は不発に終わった。
このように、コ・ヨンウクからV.I、チェ・ジョンフンに至るまで、罪を償ったと思って復帰に踏み切るも、世論を正確に読み取れず逆風にさらされている。
彼らのケースを踏まえ、出所を控えるチョン・ジュニョンはどのような選択をするのだろうか。間もなくシャバに出てくるチョン・ジュニョンの一挙手一投足に注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
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