プロデューサーの突然の悲報のなかでステージに立ったK-POPガールズグループ、涙ぐむ姿も…応援続く

2024年02月26日 K-POP

突然この世を去った有名作曲家、新沙洞の虎(本名イ・ホヤン)さんの出棺式が行われたなかで、彼がプロデュースしたガールズグループがカムバックステージで熱い応援を受けた。

【写真】TRI.BE、「目標は東京ドーム」

ガールズグループTRI.BE(トライビー)は2月25日に放送された音楽番組『人気歌謡』(SBS)で、4thシングル『Diamond』のステージを披露した。彼女たちは黒い衣装に白いリボンをつけてステージに立ち、新沙洞の虎さんに対する追悼の意を表した。

この日のカムバックステージは、プロデューサーである新沙洞の虎さんの出棺が終わった後に行われた。新沙洞の虎さんは2月23日に亡くなった。享年40歳。TRエンターテインメント側は「プロデューサーの新沙洞の虎が2024年2月23日に突然私たちのそばを去りました」と、悲報を伝えた。

新沙洞の虎さんは生前、TRエンターテインメントの代表プロデューサーを務め、TRI.BEの企画段階から音楽制作全般を指揮した。今回の新曲『Diamond』も彼がプロデュースした曲だ。新沙洞の虎さんは作詞、作曲、編曲のすべての作業に参加した。

新沙洞の虎さん
(写真提供=TRエンターテインメント)新沙洞の虎さん

新沙洞の虎さんの突然の悲報に、TRI.BEのメンバーたちも大きな衝撃と悲しみに陥ったが、故人が生前、TRI.BEと最後に準備してリリースされた新譜であるだけに、遺志を引き継いで放送活動を進行すると伝えた。

彼の遺志に支えられ、TRI.BEはカムバックステージを各種音楽番組で披露。2月24日の『ショー!K-POPの中心』(MBC)に続き、『人気歌謡』にも出演したTRI.BEは、情熱的なパフォーマンスで熱い応援を受けた。

TRI.BE
(画像=SBS)『人気歌謡』に出演したTRI.BE、涙ぐむソンソンの姿も(上)

『人気歌謡』のステージの最後には、メンバーのソンソンがエンディングポーズで涙ぐむ姿がとらえられ、視聴者に感動を与えた。グループ最年長のソンソンは、練習生生活をしていた頃から新沙洞の虎さんと縁を持つメンバーだ。

なお新沙洞の虎さんは、T-ARAの『Roly-Poly』をはじめ、4minuteの『Hot Issue』、Apinkの『NoNoNo』、EXIDの『Up&Down』、MOMOLANDの『BBoom BBoom』など、数多くのヒット曲を発表したK-POP界を代表するヒットメーカーだった。

◇TRI.BE(トライビー)とは?

韓国の名プロデューサーである新沙洞の虎と、ユニバーサルミュージックが共同制作した多国籍ガールズグループ。韓国出身4人(ヒョンビン、ソンソン、ソウン、ジナ)、台湾出身2人(ケリー、ジア)、日本出身1人(ミレ)の7人で構成され、2021年1月にシングルアルバム『TRI.BE Da Loca』をリリースしてデビューした。グループ名の「TRI.BE」は、完璧さを象徴する“Triangle”を略した「TRI」と“存在”を意味する「BE」をかけ合わせた造語で、“完璧な存在”を意味する。ちなみにソンソンは少女時代・ユリの従妹。2023年7月にジナが脱退して、6人組となった。

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