インフルエンサーのソ・ミンジェ(30)が麻薬投薬を後悔した。
ソ・ミンジェは12月24日、JTBCとのインタビューで「少し憂鬱な気分を解消しようという誤った考えで麻薬を始めた。ところが、副作用でさらに悪くなり、精神科の薬を過剰服用して記憶を失い、公式チャンネルに文章を掲載した。その文章を書いて(2階から)飛び降りたが、記憶はひとつもない」と明らかにした。
彼女は自動車整備士という自分の仕事だけでなく、母親も職を失ったと打ち明けた。「私の母が中学の校教師だったが、弟子たちに面目がないと退職した」とし、「子供が犯罪をしたことで母親も責任を負うようで申し訳なかった」と話した。
WINNER出身の歌手ナム・テヒョンと一緒に麻薬を使ったソ・ミンジェは来る1月7日、裁判所で宣告を受ける。刑事処罰を受けた後、ソ・ミンジェはリハビリを経て日常に復帰しなければならないが、韓国国内で女性が入所できる麻薬関連の施設は民間にたった1カ所だけだ。
リハビリに成功しても彼女は、女性麻薬投薬者に対する偏見にもぶつかる。ソ・ミンジェは「まだ社会的に女性麻薬使用者がもっと良くないように見える。また、性的な部分でも悪く話しているため、これを克服することも難しい」とし、「麻薬投薬後、私の人生だけでなく周囲の人の生活も台無しにした。私のような経験を他の方々はしないでほしい」と話した。
ソ・ミンジェは、2022年8月にソウル龍山区(ヨンサング)の自宅でヒロポンを投薬した疑いをかけられて起訴された。きっかけは、ソ・ミンジェが自身のSNSに「ナム・テヒョンがヒロポンをした。私の部屋か会社のキャビネットに、使った注射器がある。そして私を殴った」などと書いたことだ。
後日、ナム・テヒョンは「恋人同士で争いがあったが、うまく仲直りした。私的な問題でこのように多くの方々にご心配をおかけして、心より申し訳ない」などと釈明したが、警察が動いた。検察は12月7日、懲役1年6カ月を求刑している。
なおソ・ミンジェは、2020年に恋愛リアリティ番組『ハートシグナル』シーズン3に出演したことで一躍有名人となった。
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