メンバー全員が兵役に就くBTS、7人揃っての完全体活動は何年後?“入隊の歩み”を振り返る

2023年11月23日 話題 #兵役 #BTS

いよいよK-POPボーイズグループBTS(防弾少年団)のメンバー7人全員が兵役に就く。

【画像】BTSメンバー、丸刈りに

BTSの所属事務所BIGHIT MUSICは11月22日、ファンコミュニティプラットフォームWeverseを通じて、RM、JIMIN、V、JUNG KOOKが兵役義務履行のための手続きを開始したことを発表した。

続けて、「RM、JIMIN、V、JUNG KOOKは兵役義務の履行を準備中だ。軍入隊と関連した後続の知らせは、後日決まり次第ご案内する。RM、JIMIN、V、JUNG KOOKが兵役義務を履行し、元気に復帰する日まで温かい応援と変わらぬ愛をお願いし、当社もアーティストに対する持続的な支援と愛情を惜しまない」と伝えた。

これにより、BTSは昨年10月に兵役履行計画を発表してから約1年で、メンバー7人全員が兵役に就くことになった。

最年長から順次入隊…BTSメンバーの歩み

昨年12月、メンバー内で初めて入隊した最年長のJINは、京畿道・漣川郡(キョンギド・ヨンチョングン)の陸軍第5歩兵師団の新兵教育隊に入所し、基礎軍事訓練を修了した後、新兵教育隊助教として自隊配置を受けた。

JINは入営日基準で今年9月1日から上等兵になる予定だったが、特級戦士に認定されて2カ月前倒しで早期進級した事実が伝えられている。

特級戦士とは毎年四半期ごとに軍内で優秀な将兵に付与される称号で、体力、精神力、戦闘能力などすべての科目で優れている兵士に与えられる。その基準は高く設けられており、決して容易に獲得できるものではない。

JIN以降、今年4月にはJ-HOPEが江原道・原州市(カンウォンド・ウォンジュシ)の陸軍第36歩兵師団の新兵教育隊に入所し、基礎軍事訓練を終了した後、陸軍現役で国防の義務を務めている。

新兵教育隊で助教として服務中のJ-HOPEも、特級戦士として2カ月前倒しで早期進級し、上等兵として服務していることが伝えられ、BTSメンバーの模範的な軍生活が話題を呼んだ。

SUGAは今年9月、社会服務要員として代替服務を始めた。社会服務要員は、兵役判定検査で4級(補充役)の判定を受けた人が現役兵の代替として公的機関で勤務する制度だ。

SUGAはBTSのメンバーとしてデビューする前の2012年に事故に遭い、2013年に肩の上腕骨脱臼と診断された。その後も肩の痛みが続き、2019年に専門医から左肩関節周辺の軟骨損傷を意味する左側後方関節唇損傷と診断された。

このため、SUGAは今後の兵役義務履行と除隊以降のアーティスト活動を考慮し、2020年に左肩を手術。リハビリを経て、現在まで活動を続けてきた。

BTS
(写真=BIGHIT MUSIC)BTS

そして今回、残りのメンバーであるRM、JIMIN、V、JUNG KOOKも兵役義務履行のための手続きに突入したことで、BTSの2025年の完全体活動計画も可能となる見通しだ。

これまで、事務所やメンバーたちは2025年の完全体活動に対する願いを継続的に言及し、ファンの期待感を高めてきた。

BTSは2020年に改正された兵役法を通じて「大衆文化芸術分野優秀者」に分類され、満30歳まで兵役を先送りできるようになっていたが、今回発表した4人はこれまでのJINとJ-HOPE同様、「入隊延期」を取消、順次現役入隊することになる。

これに伴い、メンバー全員が2025年下半期までに軍服務を終えるものと予想される。約2年後の2025年に、再び完全体となったBTSを見ることができる見通しだ。

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