今年の「青龍映画賞」最多受賞作は?日本公開の『コンクリート・ユートピア』と『密輸』が大激戦へ

2023年11月06日 映画

映画『密輸』(原題)と『コンクリート・ユートピア』が「第44回青龍映画賞」の最多ノミネート作になった。どちらも11部門にノミネートされ、関心を集めている。

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青龍映画賞側は10月11日から29日まで、ノミネート作(者)選定のための専門家集団(記者・配給会社・制作会社など)の投票とネット民投票を行い、各部門の最終ノミネートを決めた。

11月6日に発表されたノミネートは、最多観客賞と人気スター賞を除く最優秀作品賞、監督賞、新人監督賞、主演男優・女優賞、助演男優・女優賞、撮影照明賞、脚本賞、音楽賞、美術賞、編集賞、技術賞など、15部門だ。

今年最高の韓国映画を選ぶ最優秀作品賞には『クモの巣』『あしたの少女』『密輸』『梟―フクロウ―』『コンクリート・ユートピア』の5作品がノミネートされた。

特に『密輸』は最優秀作品賞をはじめ、主演女優賞、助演男優賞など11部門、『コンクリート・ユートピア』も最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞など11部門にノミネートされ、大激戦を予告している。

続いて『クモの巣』が10部門、『梟―フクロウ―』が9部門、『あしたの少女』と『ファラン』が4部門、『ザ・ムーン』『ビニールハウス』『眠り』(原題)などが3部門、『バレリーナ』『THE ROUNDUP – NO WAY OUT』が2部門、『貴公子』『リバウンド』などが1部門にノミネートされた。

「第44回青龍映画賞」ポスター
(画像=「第44回青龍映画賞」ポスター)

「第44回青龍映画賞」の受賞作・受賞者選定のためのネット民投票は、11月7日からスタート。ネット民は最優秀作品賞、監督賞、新人監督賞、主演男優・女優賞、助演男優・女優賞、新人男優・女優賞、撮影照明賞、脚本賞、音楽賞、美術商、編集賞、技術賞の計16部門に投票できる。

受賞結果に注が集まる「第44回青龍映画賞」は11月24日に汝矣島KBSホールで開催。KBS2で生中継される。

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