大学教授が大物俳優の薬物疑惑で“K-コンテンツ”のイメージに傷がつくと憂慮を示した。
誠信(ソンシン)女性大学のソ・ギョンドク教授は10月30日にSNSを更新。「今回の麻薬事態について、アメリカ、イギリス、日本、中国、シンガポールなど数多くの外信(海外メディア)がすでに記事を出した。今回の事態は韓国映画史に長く残る、全世界に誇らしい作品にも汚点を残した。特に、K-コンテンツがいつにも増して注目されているこの時期に、このような不祥事が発生するのはK-コンテンツのイメージだけを失墜させる格好になった」と伝えた。
続いて「今後、K-コンテンツの全世界への影響力はさらに大きくなるだろう。そのためには韓流スターの基本的な“道徳性”が必ず担保されなければならないという大きな教訓を、今回の事態で認知しなければならない」と強調した。
韓国では最近、映画『パラサイト 半地下の家族』などで知られる俳優イ・ソンギュンに違法薬物疑惑が浮上した。警察は、ソウル江南(カンナム)の“会員制ルームサロン”で麻薬が流通しているという情報をもとに捜査していたところ、イ・ソンギュンに関する疑惑を得たという。
そして28日、イ・ソンギュンは警察に出頭し、1時間程の調査を受けた。彼は調査後、「携帯電話を任意提出し、次の正式調査の時に必要な要請事項に応じた。近い内に再び調査するというので誠実に答える」と明らかにした。
ソ・ギョンドク教授の投稿全文は以下の通り。
◇
最近、大きな議論となった「韓流スターの麻薬事態」について、韓国在住のある外信記者とコーヒーを一杯飲みながら多くの話を交わしました。
今回の麻薬事態について、アメリカ、イギリス、日本、中国、シンガポールなど数多くの外信がすでに記事を出しました。
アメリカメディア『ハリウッドリポーター』は「『パラサイト半地下の家族』スターのイ・ソンギュンが、麻薬投薬疑惑による警察の調査で、新プロジェクトのドラマ『ノー・ウェイ・アウト』から降板した」と報道しました。
バラエティもやはり「オスカー賞を受賞した『パラサイト半地下の家族』の主演イ・ソンギュンが麻薬投薬の疑いで警察の調査中」とし、素早くニュースを伝えたりもしました。
今回の事態は韓国映画の歴史に長く残る、全世界に誇らしい作品である『パラサイト 半地下の家族』にも汚点を残しました。
特に、K-コンテンツがいつにも増して注目されているこの時期に、このような不祥事が発生するのは、Kコンテンツのイメージを失墜させる格好になりました。
今後、K-コンテンツの世界的な影響力はさらに大きくなるでしょう。
そのためには韓流スターの基本的な「道徳性」が必ず担保されなければならないという大きな教訓を、今回の事態で認知しなければならないでしょう。
◇イ・ソンギュン プロフィール
1975年3月2日生まれ。2001年、MBCのシチュエーションコメディ『恋人たち』(原題)でデビュー。2007年のドラマ『白い巨塔』韓国版で正義感の強い“チェ・ドンヨン(日本の里見脩二)役”を演じてブレイクし、『コーヒープリンス1号店』『パスタ~恋が出来るまで~』『ゴールデンタイム』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』と数多くの人気ドラマに出演した。映画『僕の妻のすべて』『最後まで行く』『パラサイト 半地下の家族』などでも高い演技力を発揮。プライベートでは2009年5月に女優チョン・ヘジンと結婚しており、同年11月に長男が、2011年8月に次男が産まれている。
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