グループ活動は中断しているが、BTSのグラミー賞への挑戦は止まらない。
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10月12日、K-POP業界によると、BTSメンバーと所属事務所BIGHIT MUSICが来年2月に開催される「第66回グラミー賞」に自分たちの作品を相次いで出品した。
グラミー賞のノミネート選定のための第1次投票は、10月11日から20日(現地時間)に行われる。アーティスト側が希望するカテゴリーに自分の作品を出品すれば、授賞式の主催機関であるレコーディングアカデミー会員の投票を経て、最終候補や受賞者が選定される方式だ。
BTS の7人は、全員が自分たちのソロ曲をそれぞれ希望するカテゴリーに出品した。
まずリーダーのRMは、アルバム『Indigo』を「ポップボーカルアルバム(Pop Vocal Album)」部門に、同アルバムのタイトル曲『Wild Flower』を「ポップデュオ/グループパフォーマンス(Pop Duo/Group Performance)」部門と「ミュージックビデオ(Music video)」部門に出品した。
兵役中のJINは、コールドプレイとのコラボが話題になった『The Astronaut』を「ポップソロパフォーマンス」と「ミュージックビデオ」に出品。同じくJ-HOPEは、『On the Street』を「ポップデュオ/グループパフォーマンス」と「ミュージックビデオ」に出品した。
去る9月に代替服務を開始したSUGAは、ソロ活動名「Agust D」で出したアルバム『D-Day』を「ラップアルバム(Rap Album)」に、タイトル曲『Haegeum』を「ラップパフォーマンス(Rap Performance)」と「ミュージックビデオ」部門に出品した。
JIMINはソロアルバム『Face』を「ポップボーカルアルバム(Pop Vocal Album)」に出品。米ビルボード「HOT100」で1位を記録したタイトル曲『Like Crazy』を「今年のレコード」「今年の歌」「ポップソロパフォーマンス」「ミュージックビデオ」部門にも出品した。また、JIMINが参加した映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のOST『Angel Pt.1』は「ポップデュオ/グループパフォーマンス」部門に出品された。
Vはソロアルバム『Layover』を「ポップボーカルアルバム」に、タイトル曲『Slow Dancing』を「ポップソロパフォーマンス」と「ミュージックビデオ」に出品。JUNG KOOKは初の公式ソロシングル『Seven』を「今年のレコード」「今年の歌」「ポップデュオ/グループパフォーマンス」「ミュージックビデオ」に出品している。
BTSは2023年の第65回グラミー賞まで、3年連続で最終候補にノミネートされたことがある。今回はメンバー全員がそろった完全体でないためノミネートは厳しいとの見方もあるが、米ビルボードのメインチャート「HOT100」でJIMINとJUNG KOOKのソロ曲が1位に輝くなど、目に見えた成果も多いだけに可能性は残っている。
第66回グラミー賞の授賞式は2024年2月4日に開かれる予定だ。
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