「歌手IUが、IUを超えた」と話題だ。
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歌手ソン・シギョンとIUによるデュエット曲、『初めての冬だから』が12月9日にリリースされ、公開直後から韓国の主要音源チャート1位を席巻した。2010年にリリースされた『あなたですね』以降9年ぶりに楽曲を共にした2人であるだけに、特有の音楽的感性と温かい歌詞はファンの心を和ませた。
IUは今回のデュエット曲について、SNSを通じて感想を伝えている。
「『あなたですね』以降、ほぼ10年ぶりにソン・シギョンさんと歌いました。幼い頃からファンだったイ・ギュホさんの曲なので、迷いもなかったです。他のことはお2人にすべてお任せしていましたが、ただ一つ、クリスマスソングをやるのはどうかと意見を出しました。偉いでしょう。のどのコンディションを整えて、また10年後に会いましょう」
今回のチャートインで特に注目すべきは、IUが自ら手掛けた楽曲を押しのけて1位になったという点だ。
『初めての冬だから』がリリースされる以前まで1位をキープしていたチョン・スンファンの『12月25日の告白』は、IUが作詞を手掛けたもの。それだけでなく、去る11月18日にIUがリリースしたミニアルバム『Love poem』のリード曲『Blueming』が再び1位に浮上することもあった。
また、これらの楽曲がすべて音源チャート上位にとどまっているという点も興味深い。12月10日午前には、前述の3曲が並んで1~3位を席巻するという珍しい現象が見られ、その後も上位5位をキープし続けた。
IUは最近まで、ドラマ『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~』(tvN)、『ホテルデルルナ』(tvN)、Netflixオリジナル映画『ペルソナ』といったさまざまな映像作品を通じて女優イ・ジウンとして活躍してきた。歌手IUとしても好成績を上げ、本業をおろそかにしないどころか相変わらずの万能ぶりを見せて大きな存在感を示した。
現在の音源チャートを見ると、IUのライバルは他でもないIU自身なのだ。ある関係者は、IUの熱い人気とその才能についてこう話している。
「IUの多才ぶりは良く知っているが、最近になって彼女がかかわった楽曲が相次いで好成績を上げている。改めて自身の能力値を立証した。アイドル市場が絶対的な歌謡界で、女性ソロアーティストとしての地位を固めている」
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