スティーブン・ユァン、ジョン・チョーが語った”ハリウッド・スト”「人が仕事をできなくなる」

2023年10月07日 話題

第28回釜山(プサン)国際映画祭を訪れたハリウッド俳優スティーブン・ユァンとジョン・チョーが、長期化していたハリウッドのストライキについて言及した。

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まず、スティーブン・ユァンは10月6日午後、釜山・海雲台(ヘウンデ)区のKNシアターで開かれた「コリアン・アメリカン特別展:コリアンディアスポラ」記者会見で、「脚本家、俳優たちに基本となる条件を保障してあげようということ」とし、「脚本家と俳優たちは安全網がないケースが多い」と明らかにした。

続けて「ここに来て、このような話ができるだけでも特権」とし、「暴風雨が来ると多くの影響を受けるのに、安全網がないということは適切ではないと思う。未来を保障され、安全網を確保したい」という願いを伝えた。

スティーブン・ユァン
(写真提供=OSEN)スティーブン・ユァン

そしてジョン・チョーは「エンターテインメント産業で見るとオートメーションというものがある。それによって人間が機械によって排除されており、AIのせいで人が仕事をできなくなる状況」と述べた。

また「芸術というのは人間の心を表現すること」とし「私がもしヒューマンドラマを観るならば、人が書いた作品、人間の経験に対するストーリーを見たい。そのため芸術分野では、機械が人間だけが可能な表現を奪うことはできない」と話している。

ジョン・チョー
(写真提供=OSEN)ジョン・チョー

さらに「組合では人間ができる専門的分野を守ろうと思う。人間が持続的に仕事をし、その仕事を立派に遂行し、より良い作品を出せるようにするためにストライキをした。継続して働くためには補償が必要だ」と強調した。

2人は、ともに韓国で産まれ、アメリカで育った韓国系アメリカ人俳優だ。

スティーブン・ユァンは『ウォーキング・デッド』(2010~2022)のグレン役でブレイクし、映画『バーニング 劇場版』(2018)、『ミナリ』『NOPE/ノープ』(2022)、ドラマ『BEEF/ビーフ~逆上~』(2023)などに出演してきた。一方、ジョン・チョーは1999年のコメディ映画『アメリカン・パイ』で名を広め、映画『スタートレック』シリーズ、『search/サーチ』(2018)、『パパに教えられたこと』(2022)などに出演している。

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