Wanna One出身の歌手カン・ダニエルが、健康悪化のため活動中止の危機に瀕している。
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カン・ダニエルは12月4日未明、予定されていた音楽番組『SHOW CHAMPION』(MBC music)の収録を取り消した。その他音楽番組への出演やカムバック活動にもストップがかかりつつある状況だ。
歌謡界の関係者は、「カン・ダニエルは、今年の初めにさまざまな事件を経験してうつ病と診断された。最近はさらに症状が深刻になっている。健康状態が悪化し、今後のカムバック活動が不可能な状況まで続いている」と伝えている。
最近デジタルシングル『TOUCHIN’』を公開してカムバックしたカン・ダニエルは、去る12月3日に音楽番組『THE SHOW』(SBS MTV)で12月第一週のチャート1位を獲得。順調なカムバック活動のスタートを切ったところだった。
しかし、放送後にはさまざまな理由からカン・ダニエルの1位獲得に疑問や抗議の声が上がる事態となった。CD盤ではなくデジタルシングルである点、音源チャートの順位が他のアーティストよりも低い点などが疑問点として挙げられた。
カン・ダニエルは翌日未明にファンサイトを通じて悪質コメントによる苦痛を吐露し、つらい心境を打ち明けていたという。
韓国Mnetのオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン2を通じて、2017年8月にプロジェクトグループWanna Oneのメンバーとしてデビューしたカン・ダニエル。グループではセンターを務め、大きな人気を集めた。去る8月にリリースしたソロデビューアルバム『color on me』は初週売上46万枚を記録し、韓国のソロ歌手史上最高記録を打ち立てている。
デビュー当初から華やかな活躍が目立つカン・ダニエルだが、ソロデビューに至るまでは多くの困難があった。
前所属事務所LMエンターテインメントとの契約紛争によって、通常であれば当たり前のテレビ出演や広報活動を展開することができなかった。さらにはTWICEジヒョとの熱愛事実が報道され、少なからず活動に影響を受けた。
去る9月にはLMエンターテインメントとの和解が成立し、正常な活動が可能となった。今回のカムバックでは、音楽番組はもちろんバラエティ番組への出演も決定するなど、地上波の番組を通じて多彩な活動を行っていた。
ファンからはカン・ダニエルの活発なカムバック活動が期待されていただけに、健康状態の悪化による活動の危機はさらに口惜しいものだ。
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