EXOメンバーと所属事務所の葛藤を生じさせた“第3者”と名指しされた、歌手のMCモン(43)が立場を明らかにした。
【写真】「奴隷扱いだった」EXOメンバー3人が契約解除を通知
6月2日、MCモンの法律代理を務めているコ・ユンギ弁護士は、公式立場を通じて「MCモンは、SMとベクヒョン、シウミン、チェンの間に紛争を引き起こすような、いかなる人為的介入もしなかったことを明確にする」と伝えた。
MCモン側は、「SM側から所属アーティストに接近して影響力を行使する外部の第3者がいるという趣旨の主張を提起された」とし、「一部の記事でSMが言及した第3者が“MCモン”と“MCモンが社内理事を務めているビッグプラネットメイドエンターテインメント”という確認されていない推測報道があった」と経緯を説明した。
続けて「MCモンは音楽界の先輩・後輩として、ベクヒョンと個人的な親交があるだけで、個人的な親交を利用してそのアーティストを迎え入れようとするいかなる行動もしたことがない」と強調し、「会社の問題で苦しんでいる後輩を慰めただけで、SM側が言及したようないかなる不法行為の誘引などはなく、それだけの位置にいるわけでもない」と疑惑を否定した。
先立って6月1日、EXOのベクヒョン、シウミン、チェンの法律代理を受け持っている法務法人リンのイ・ジェハク弁護士が公式立場を通じて、SMエンタに透明性のある精算資料および精算根拠を要請したが拒否されたため、専属契約の解除を通知することになったと明らかにした。
彼らは「これまでSMに数回にわたって内容証明を通じて、5月31日までに精算資料のコピーを提供するよう要請したにもかかわらず、提供してこなかった」と主張。また、SMエンタの不当な長期間契約を問題として指摘した。
SMエンタの“奴隷契約”問題が浮上すると、SMエンタ側は契約に不法なところはなく、EXOメンバーをそそのかした「外部勢力」、つまり「第3者」がいるとの公式立場を発表した。
その「第3者」としてMCモンの名前が上がり、今回の公式立場発表につながった。
なおMCモンは2010年、故意による抜歯で兵役を逃れようとしたとの疑惑に包まれて大きな騒動となり、芸能活動を中断。翌年、裁判を通じて兵役逃れの容疑に対しては無罪の判決を受けたが、故意に入隊を延期したという疑いが認められ、懲役6カ月、執行猶予1年、社会奉仕120時間を宣告された。
MCモンの公式立場全文は、以下の通り。
◇
1. グループEXOのベクヒョン、シウミン、チェン(以下「CBX」)と(株)SMエンターテインメント(以下「SM」)間の紛争中、SM側から所属アーティストに接近して影響力を行使する外部の第3者がいるという趣旨の主張を提起され、関連記事が配布されました。
2. ところが、残念ながら以降、一部の後続記事でSMが言及した第3者が「MCモン」と「MCモンが社内理事を務めているビッグプラネットメイドエンターテインメント」という確認されていない推測報道がありました。
3. これに対して、これ以上、誤った報道が拡散することを防止するため、本報道資料を通じてMCモンは、SMと「CBX」の間に紛争を引き起こすような、いかなる人為的介入もしなかったことを明確にするところです。MCモンはさらにビッグプラネットメイドエンタの社内理事ではないだけに、関連デマは明らかに事実とは程遠いです。
4. MCモンは音楽界の先輩・後輩として、ベクヒョンと個人的な親交があるだけで、個人的な親交を利用してそのアーティストを迎え入れようとするいかなる行動もしたことがありません。平凡な交流の一環として会った席で、会社の問題で苦しんでいる後輩を慰めただけで、SM側が言及したようないかなる不法行為の誘引などはなく、それだけの位置にいるわけでもないことも明らかにします。
5. SMは、第3者という不明瞭な言及でMCモン側がこれ以上の被害と誤解を受けないように、これ以上は第3者という不分明な言及を自制してください。
6. MCモン側は本報道資料を通じて明確に事実を明らかにし、立場を明らかにしました。したがって、今後発生する虚偽事実の流布に関しては、法律代理人を通じて迅速な法的対応をする予定です。どうかこれ以上の被害がないようにご協力ください。
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