16歳の高校生歌手が検察から起訴猶予処分を受けた。
ソウル北部地検・刑事3部は5月25日、オートバイに乗って自動車専用道路に進入し、道路交通法違反となったチョン・ドンウォンに対して、起訴猶予処分を下した。
検察は「チョン・ドンウォンが未成年者で初犯でもあり、免許を取得して間がなく、交通法規を熟知していない状態での犯行という点を考慮した」と明かした。
起訴猶予ということで罪は認められたが、裁判にかけられることはなく、捜査も終結する。
先立ってチャン・ドンウォンは3月23日0時、バイクでの通行が禁じられたソウル東部幹線道路でオートバイを運転して通報され、警察に摘発された。
この違反のわずか2日前に、彼が免許を取得していたことも注目された。
所属事務所のショープレイ・エンターテインメントは公式立場を発表して「現場で本人が交通法規を違反したことを認め、適法な手続きに従った」とし、「オートバイの初運転で自動車専用道路を認知できず、違反した点を深く反省している」と伝えた。
なお、2007年3月19日生まれのチョン・ドンウォンは、2019年12月にデビューしたトロット（韓国演歌）歌手だ。
今年2月にはデジタルシングル『永遠(Forever)』を発表し、公演、テレビ、ラジオなど多方面で活動している。昨年12月、世論調査会社・韓国ギャラップが発表した「2022年を輝かせた歌手」では、40代以上が選定するカテゴリーで第8位に輝いた。
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