盗作疑惑が浮上した“韓国の歌姫”IU、渦中の曲を作った作曲家が立場発表「心に傷が残らないことを」

2023年05月12日 K-POP #IU(イ・ジウン)

盗作疑惑に包まれた人気歌手IUの曲、『Good Day』と『The red shoes』を作曲したイ・ミンスが立場を伝えた。

【写真】なぜ?IU、“盗作疑惑”で告発される

イ・ミンスは5月11日、SNSに長文を投稿して「久しぶりの挨拶が難しい話の始まりとなり、重い気持ち」と立場を切り出した。

彼は「私が作曲したIUの2曲、『Good Day』と『The red shoes』が盗作疑惑を受けているという記事を読んだ。2013年に(同じ)問題に関してメディア報道資料を通じて反論し、これ以上の見解は無意味と自制しきたが、最近の拡大、再生産を超えて度を超えたアーティストへの非難に、慎重に書き残す」と伝えた。

他の作曲家も反論

(写真提供=OSEN)IU

続いてイ・ミンスは「私は『Good Day』と『The red shoes』を作業するとき、他人の曲を参考にしたり、念頭に置いたりして作業しなかった。誰の心にも傷が残らないことを願う」と文を締めくくった。

最近、IUが他のアーティストの音源を盗作し、著作権法に違反したという内容の告発状が受け付けられた。告発状の提出者によれば、対象となった楽曲は、『The red shoes』『Good Day』『Bbibbi』『pitiful』『Boo』『Celebrity』の計6曲だという。

そのため各種マスコミやコミュニティを通じて、様々な議論が繰り広げられている。

IUの所属事務所EDAMエンターテインメントは「正式に捜査機関から連絡を受けていない」とし、「告発状の内容もまだ確認できていない状況」と伝えた。

『Bbibbi』の作曲家イ・ジョンフンも5月11日、「私は『Bbibbi』を制作したが、他のいかなる物も盗作していない。YouTubeの寄せ集め映像で類似性が感じられると“主張”する“いろいろな”曲を聞いてみた結果、hip-hop/r&bという音楽ジャンル的特性を除いては、むしろコード進行、曲の構造、編曲的楽器構成など、様々な面で差別性と個別性を確認することができた」と盗作疑惑を一蹴した。

作曲家イ・ミンスの文章全文は、以下の通り。

こんにちは。

久しぶりの挨拶が難しい話の始まりとなり、重い気持ちです。

昨日の午後、私が作曲したIUの2曲、『Good Day』と『The red shoes』が盗作疑惑を受けているという記事を読みました。

『The red shoes』は発売された2013年に、問題に関してメディア報道資料を通じて反論し、これ以上の見解は無意味と自制してきました。しかし最近の拡大、再生産を超えて度を超えたアーティストへの非難に、慎重に書き残します。

私は『Good Day』と『The red shoes』を作業するとき、他人の曲を参考にしたり、念頭に置いたりして作業しませんでした。

その誰の心にも、IUを愛する皆さんの心にも、特にIUの心にも、『The red shoes』と『Good Day』の著作者として傷が残らないことを願う気持ちです。

◇IU プロフィール

1993年5月16日生まれ。本名イ・ジウン。韓国・ソウル出身。2008年にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2023年3月30日、映画『ドリーム』(原題)の制作報告会で、女優活動時の名前も本名からIUに統一すると発表した。

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