“4種の麻薬”使用で注目を集める俳優ユ・アイン(36、本名オム・ホンシク)の2回目の召喚調査が中止となった。
ユ・アインは本日(5月11日)、警察からの2度目の召喚調査に応じる予定だったが、中止して帰ったという。
ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は同日、ユ・アインを召喚し、麻薬の投薬やプロポフォールの代理処方疑惑など、容疑全般について追加調査を行う計画だったが、突然調査が中止となった。今後の日程を再度調整される見込みだ。
今回の急な中止に関して、ユ・アインの弁護人は「申し上げる言葉はない。ご了承ください」とだけ伝えている。
ユ・アインは3月27日、被疑者という身分で初めて召還調査を受けた。12時間ほど行われた調査を終えたあと、ユ・アインは「調査で明らかにできる事実をそのまま話した」とし、「不祥事でこのような場に立って、これまで私を愛してくれた多くの方々に失望を与えた点、深く反省する」と頭を下げた。
「捜査が終わっていない状況なので直接内容を話すことは慎重だが、個人的に私の逸脱行為が誰にも被害を及ぼさないというような自己合理化の沼に陥っていたようだ。こんな私を見るのはとても不便だが、このような瞬間を通じて、これまで生きてこなかった本当により健康な時間を生きる機会にしたい。失望させて本当に申し訳ない」と改めて謝罪した。
ユ・アインは現在、プロポフォール常習投薬容疑のほかにも、国立科学捜査研究院の精密鑑識結果検出された大麻類、ケタミン、コカイン、ゾルピデム投薬容疑を受けている。
最近浮き彫りになったゾルピデムの過剰投薬容疑について、所属事務所は「長い間、睡眠障害で睡眠薬を服用してきたのは事実だ。過去に該当成分が含まれた睡眠薬を服用したが、ここ6カ月の間は他の成分の睡眠薬に代替した。睡眠以外の目的で使用したことはない。真偽は警察の調査で明らかになるだろう」と説明した。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
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