俳優イ・ビョンホンがハリウッド進出の秘話などを語った。
【写真】「見てられない」イ・ビョンホン夫婦の“キスショット”
イ・ビョンホンは4月19日(現地時間)、アメリカのスタンフォード大学で開かれた『韓流の未来(The Future of Hallyu):グローバル舞台の韓国映画カンファレンス』で300人余りの学生と交流する時間を持った。
イ・ビョンホンはこの場で2009年に出演した映画『G.I.ジョー』のビハインドストーリーについて「彼らは私の演技スキルを真剣に考えてキャスティングしたというより、2006年の東京ドーム・ファンミーティングで4万人が集まったことに注目していた」と指摘した。
さらに、「アジア市場進出のために自分をキャスティングしたと思った」とし、「その後の作品で自分の演技を認めた」と振り返った。
イ・ビョンホンは自分に提案が来たが断念した作品として映画『パラサイト半地下の家族』『オールドボーイ』『別れる決心』などを挙げたりもした。
彼は「当時、すでに他の日程が決まっていたためだった」と話して笑った。
イ・ビョンホンはまた映画『JSA』出演以後、作品に対する姿勢が変わったとし「『JSA』前にはキャラクターにもっと気を使ったとすれば、以後はシナリオをより重要に考えるようになった」と話した。
作品を選ぶ基準としては「感触」を挙げた。イ・ビョンホンは「(台本を)読んだ瞬間に感じる感情や感性が、面白いと感じたらそれに従うほうだ」と伝えている。
映画であれドラマであれ、ストーリーと監督が良ければ選ばない手はないと話した彼は、NetflixなどのOTTプラットフォームが「韓国俳優たちにとって大きな機会になっている」と話した。
同日の行事はスタンフォード大学ウォルター・ショーレンスティーンアジア太平洋研究所(所長シン・ギウク教授)が主催し、韓国国際交流財団が後援した。イ・ビョンホンは流暢な英語で俳優になるまでの経験を紹介し、聴衆の質問にも答えて目を引いた。
前へ
次へ