ブローカーを利用して“嘘の病気”を演出し兵役を逃れようとした韓国俳優、検察が懲役1年を求刑

2023年04月15日 話題

嘘の病気の診断を受けて兵役を逃れようとした容疑をかけられている俳優ソン・ドクホに対して、検察が懲役1年を求刑した。

【写真】“兵役逃れ”のソン・ドクホ「最初は入隊延期が目的だった…」

検察は4月14日、ソウル南部地裁で開かれた結審公判で、兵役法違反などの疑いのあるソン・ドクホに懲役1年を求刑した。

検察は「厳しく処罰する必要があるが、自白した点を考慮して懲役1年を宣告してほしい」と裁判所に要請した。弁護士なしに公判に出席したソン・ドクホは、検察の公訴事実をすべて認めている。

兵役ブローカーを利用、手口は?

(写真提供=OSEN)ソン・ドクホ

先立って今年1月31日、ソン・ドクホは兵役ブローカーを利用して“てんかん”と偽り、兵役減免を受けた事実が明らかとなって波紋を呼んだ。

その兵役ブローカーは、依頼を受けた人たちにてんかん患者のふりをさせて救急に通報し、虚偽の申告などで診療記録を作成して兵役減免を受けたり等級を下げさせたりした疑いが持たれている。

兵役不正疑惑に対してソン・ドクホの所属事務所Bistusエンターテインメントは当時、「ソン・ドクホは昨年夏頃、軍入隊時期の延期のためにインターネットで関連情報を調べていたところ、ブローカーが運営していたブログを通じて相談をしたあと、瞬間的に誤った判断で最初の目的だった兵役延期ではなく、不当な方法で4級社会服務要員判定を受けた」と認めていた。

この疑惑でソン・ドクホは、撮影中だったtvNドラマ『有益な詐欺』(原題)を降板することに。これまで兵役問題を扱ったNetflixドラマ『D.P.-脱走兵追跡官-』やイ・チャンドン監督の映画『バーニング 劇場版』など、様々な作品で助演として活躍してきた。

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