映画『ミス・ペク』の主演を務めた女優ハン・ジミンが、10月26日に行われた『第4回ロンドン東アジア映画祭』(London East Asia Film Festival)で主演女優賞を受賞した。
また、翌日には現地メディアとのインタビューを行ったり、GV(観客とのトーク)に出席するなど、観客と交流を深めた。
『ミス・ペク』を代表して映画祭に出席したハン・ジミンは、観客から質問を受けるたびに慎重に考える姿勢を見せた。
観客らも質問に先立って「素晴らしい演技を見せてくれた女優ハン・ジミンに拍手を送る」とのコメントで、彼女の熱演を絶賛している。
同作への出演を決めた理由について、ハン・ジミンはこう言っている。
「脚本を読むときは登場人物たちのストーリーを想像しながら読むのだが、イメージ変身やチャレンジに対する思いよりも、ただペク・サンアというキャラクターが気の毒に感じられた。この物語が映画化されたらいいなという思いと、登場人物たちを優しく抱いてあげたいという気持ちが大きかった」
また、続出している同作のマニア層についても、感謝を表した。
「韓国映画の中では珍しいとも言える女性キャラクターが引っ張る作品だが、実際に公開されてからたくさんの方が応援してくださって、本当にありがたかった。それは、同作が持つ大きなメッセージのおかげではないかと思う。
今もボックスオフィスにランクインされているほど、たくさんの方が『この映画は必見だ』という声を上げてくださっていてとても心強い」
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