約62億ウォン(約6億円)を横領した疑いで拘束起訴されたタレント、パク・スホンの実兄パク氏が、本日(4月7日)出所する。
現行の刑事訴訟法上、裁判を受ける被告人の拘束時間は審級別に2カ月ずつ、3回にわたって最大6カ月まで延長できる。パク氏容疑者は同日、最大拘束期間である6カ月が満了したことで出所することとなった。
先立ってパク・スホンは、2011年から2021年まで実兄夫婦が自身のマネジメントを担当する過程で金銭的被害を受けたとし、2021年4月に実兄夫婦を横領疑惑で告訴した。
以後、検察は兄パク氏がパク・スホン名義の通帳と住民登録証、印鑑、公認認証書を受け取り、2011年から2019年まで数百回にわたり約28億9500万ウォン(約2億9000万円)を任意に使用してきた。それだけでなく、偽の職員を登録して19億ウォン(約2億円)を横領、不動産買い入れ、その他資金の無断使用、会社の法人カード使用、パク・スホンの口座からの無断引き出しなど、計61億7000万ウォン(約6億円)を横領したとしてパク氏を拘束起訴した。
それだけでなく、実兄夫婦は今回の訴訟で発生した弁護士選任費用をパク・スホンの通帳から引き出し、パク氏の妻イ氏も一部加担した疑いで在宅起訴されている。
これに対し、パク氏夫妻は10月7日からソウル西部地裁で裁判を受けてきた。4月19日に開かれる五次公判では、パク氏は妻のイ氏と共に在宅起訴状態で裁判に参加する。
なお、パク・・スホンは3月に開かれた四次公判に参加した際、「青春を捧げて熱心に仕事をしてきた多くのことを奪われ、正そうと努力したが、そうならなかったのでこの場に立っている。私のように、身近な人を信じて善意を施したにもかかわらず、被害者になった多くの方々の希望となりうる裁判結果が出るよう証言する」と心境を明らかにした。
また、裁判では「被告人の処罰を望むのか」という質問にそうだと返答。パク・スホンは五次公判に証人として出席し、被告側の弁護人と対質尋問を続ける予定だ。
(記事提供=OSEN)
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