総額62億ウォン（約6億2000万円）を横領した疑いで拘束され、裁判中のタレントのパク・スホンの実兄（以降、パク氏）が、拘束期限満了に伴う措置で4月7日に出所する。
法曹界によると、パク氏は4月7日午前にソウル南部拘置所から出所する。
昨年10月7日、一審裁判が始まってから6カ月ぶりのことだ。現行の刑事訴訟法上、裁判を受ける被告人の拘束期間は審級別に最大6カ月まで延長することができ、パク氏はこの期間を満了したという。
パク氏は特定経済犯罪加重処罰法上横領の疑いで起訴され、昨年9月13日に証拠隠滅と逃走の恐れを理由に拘束令状が発行された。
拘束期間を一度延長した検察は拘束期限満了前の昨年10月初めにパク氏を拘束起訴し、共犯疑惑を受けているパク氏の妻イ氏を在宅起訴した。パク氏は10月7日からソウル西部地裁で一審裁判を受けてきた。
パク氏は出所後、妻のイ氏とともに在宅起訴状態で裁判を受けることになり、五次公判が4月19日に開かれる。
パク・スホンは2011年から2021年まで実兄のパク氏とその妻が自身のマネジメントを担当する過程で金銭的被害を受けたとし、2021年4月に実兄夫婦を横領疑惑で告訴した。
検察は実兄のパク氏が不動産買い入れとその他の資金の無断使用、会社の法人カード無断使用、パク・スホンの銀行口座からの無断引き出しなどで計61億7000万ウォンを横領したと把握し、拘束起訴した。
また、バク氏は今回の訴訟で発生した弁護士選任費用もパク・スホンの通帳から引き出し、イ氏も一部加担した疑いで在宅起訴された。パク氏夫婦は二次、三次公判でほとんどの容疑を否認しており、検察の証拠目録の大部分を認めなかった。
（記事提供＝OSEN）
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