韓国の動画配信サービス「Coupang Play」で配信されたドラマ『ファンタジースポット』(原題)に出演した女優ヨンジが、監督の指示で急遽“大人のシーン”を撮影することになったと告白し、波紋が起きた。
論難が広がると、ヨンジは「露出は私の選択であり、後悔はない」という立場を明らかにしている。
ヨンジは最近、自身のSNSに『ファンタジースポット』撮影当時、アンダーウェアの状態までは合意し、撮影を決めていたが、撮影直前に演出陣から上半身から臀部まで出すことを急遽指示されたと書いた。
続いて「2カ月間、監督と2回のミーティングをした上でキャスティングされた役柄だった。やりたかった、したくなかったという二つの感情が交差した」とし、「恥ずかしいからではない。このシーンを撮ることで、脱ぐ役しかオファーがこなかったらどうしようと思ったから」と告白した。
彼女は本作への出演のきっかけについて、「やりたいという気持ちの裏には、“商業ドラマのエピソードの主人公じゃないか。いつまで端役ばかり演じるのか”という一段階でも上がりたいという欲望のためだった」と説明。
また「露出シーンに対する監督の説明を、十分に聞いたという内容の合意書まで作成し撮影に臨んだ」として「撮影当時の演出陣は紳士そのものであり、皆が私に配慮していることが感じられた」と付け加えた。
ただ、40分余りのドラマで自分の出演時間は4分で、そのうち2分が当該シーンだったと書き、「二度は見なかった」とも明かしている。
この文が他のコミュニティに伝播し、論難が広がると、ヨンジは「誤解があるようだ。私の選択で露出がある作品に参加し、その選択に後悔はない。私の文章によって被害を受ける人がいないようにしてほしい。熱心に参加した作品に誰になるか心配なので該当文は削除する」と釈明した。
なおドラマ『ファンタジースポット』は、一度も感じたことのないヒジェ(演者EXIDハニ)と愛のない関係だけを楽しむミナ(演者ペ・ウヒ)の2人が、“大人のカウンセリング”を受けながら自らを知っていくという物語だ。
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