飲酒運転事故を起こした韓国スターたちが次々と裁判へ…繰り返される犯罪、短い自粛期間に怒りの声

2023年02月18日 話題

飲酒運転事故で物議をかもした韓国スターたちが相次いで法の審判を受ける。

【画像】韓国女優の泥酔運転…衝撃の事故映像

2022年5月の女優キム・セロン、9月の俳優クァク・ドウォン、10月のSHINHWA(神話)シン・ヘソン、12月の歌手兼俳優イル。昨年、飲酒運転事故を起こした芸能人たちだ。

リレーのように繰り返される飲酒運転事故に大衆の怒りが大きくなる一方だが、彼らの反省のない態度と短い自粛からの復帰が世論をさらに悪化させている。

なぜ飲酒運転がなくならないのか

飲酒測定を拒否し、他人の車を運転して帰宅した疑いで在宅起訴されたSHINHWA(神話)のメンバー、シン・ヘソンが2月15日に裁判にわたされた。

シン・ヘソンは「すべての誤りを認め、誤りに対して罰を受ける」と立場を発表した。

(写真提供=OSEN)シン・ヘソン

昨年10月11日、シン・ヘソンはソウル松坡区の道路の真ん中で道路交通法上の飲酒測定拒否の疑いで逮捕された。警察によると、シン・ヘソンは当時、代行運転を通じて知人を城南に降ろした後、城南市からソウル松坡区まで泥酔状態で10km以上を直接運転したことがわかった。

彼は2007年4月にも飲酒運転の容疑で立件された経緯があったため、さらに批判を浴びた。

昨年はシン・ヘソンだけでなく、キム・セロンやクァク・ドウォンなども飲酒運転で警察に摘発され、大きな非難を浴びた。シン・ヘソンの起訴の知らせに、他のスターたちの捜査状況にも関心が集まっている。

キム・セロン

飲酒運転をして街路樹や変圧器などに衝突する事故を起こしたキム・セロンは来る3月、初裁判を受ける。ソウル中央地裁・刑事4単独は3月8日に、道路交通法違反(飲酒運転)などの容疑で起訴されたキム・セロンの1回目の公判期日を開く。

事故当時、キム・セロンの車両に一緒に乗っていた20代の同乗者も同日、飲酒運転幇助の疑いで裁判を受ける。

済州島で泥酔状態のままハンドルを握ったクァク・ドウォンも検察の取り調べを受けた。クァク・ドウォンは昨年9月、済州道で飲酒運転をした疑いで摘発された。信号待ち中に眠り、住民の通報で出動した警察によって立件された。

(写真提供=OSEN)クァク・ドウォン

イルは昨年12月、ソウル特別市麻浦区と京畿道高陽市を結ぶ江辺北路で、ガードレールを破損する交通事故を起こし、道路交通法違反(飲酒運転)の疑いでソウル西部地検に送致された状態だ。イルは3カ月前の昨年9月にも飲酒運転者のすり替え疑惑を受けた。龍山警察署は11月18日、女性プロゴルファーAを犯人逃避の疑いで検察に在宅送検した。

(写真=イル・エンターテインメント)イル

イメージが生命線である芸能界で飲酒運転事故が絶えない理由は何だろうか。

とあるマネージャーは「“バレないだろう”という安易な考えからだ。芸能人はマネージャーやスタイリストなど、スタッフと同行することが多いが、その間は甲乙関係が明確であるため、直接統制しにくい問題もある。結局は本人が警戒心を持って行動しなければならない問題」と指摘した。

しかし法的な処罰とは関係なく、スターたちの繰り返される飲酒運転事故と直ちに状況をもみ消そうとする所属事務所の嘘、短い自粛後の反省のない復帰は、すでに大衆に大きな失望感を抱かせた。特に飲酒運転の再犯まで増え、過去の自粛期間の真正性まで疑われている。

飲酒運転の執行猶予期間に警察官の飲酒測定を拒否し、暴行した疑いで起訴されて懲役1年となったノエル

歌手のキム・サンヒョク、芸人のイ・チャンミョンなどは、飲酒運転をしていないという嘘がバレて猛批判を受けた。俳優ユン・ジェムンとLeessang出身のキルはなんと3回も飲酒運転で摘発され、ソ・ジャンフン、アン・ジェウク、パク・ジュンフン、キム・ジスなども2回の摘発で衝撃を与えた。

国民の力のチャン・ジェウォン議員の息子であるラッパーのノエルは、飲酒運転の執行猶予期間中に警察官の飲酒測定を拒否し、暴行した疑いで起訴されて懲役1年を宣告された。

常習的に飲酒運転をする芸能人に対しては、芸能活動を制限するなど、それに相応する処罰がなされなければならないという声も高まっている。

とある関係者は「飲酒運転後、一定期間の自粛を経て復帰するスターが大部分だが、最近はその期間も短くなっており、真正性がさらに疑われる」とし、「大衆の関心を受ける芸能人の特殊性を忘れてはならない。それだけ大衆に及ぼす影響力も相当だということを常に記憶して責任感を持たなければならない」と批判した。

飲酒運転で物議をかもした歌手LizzyやMCディンドンなどが1年余りの短い自粛後、密かに復帰しようとしたが、激しい非難を受けたりもした。大衆の目線は一段と厳しくなった。 

(写真提供=OSEN)AFTERSCHOOL時代のLizzy

トークショーに出て涙を流し、「誠実に生きていく姿で報いる」という自筆の手紙を書いただけでは犯罪の事実は消せない。信頼が崩れるのは一瞬だ。

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