『女神降臨』の美しすぎる女性漫画家の“脱税疑惑”について、韓国弁護士の見解は?

2023年02月18日 話題

2月9日、韓国国税庁が芸能人やプラットフォーム事業者、地域土着事業者など84人を税務調査すると発表した。

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その中で代表的な脱税事例として、ウェブトゥーンの連載を免税申告し、脱漏した所得で高価な贅沢品を購入、家族に“加工した”人件費を支給したウェブトゥーン作家を税務調査するとつたえていた。

脱税の疑いを持たれていた人気ウェブトゥーン作家のA氏は、自身が設立した法人で付加価値税課税対象の著作物を供給しながら免税売上として申告し、付加価値税を脱漏した疑いがあるという。

また、社主の家族が実際に勤務していないにもかかわらず勤務したかのように見せかけ、架空の人件費を計上する方法で法人資金を流出したとも囁かれていた。社主は法人名義の高級車数台を私的に乗り回しながら、法人クレジットカードで高価な品を購入してSNSで自慢するなど、華美な生活を送るなどして脱税の疑いが持たれていたなか、国税庁は税務調査に着手するとしていた。だが、このウェブトゥーン作家が誰かは明らかになっていなかった。

ところが11日、『女神降臨』で知られる有名ウェブトゥーン作家Yaongyi(ヤオンイ、本名キム・ナヨン)が、自身のSNSに「私の作品を楽しんで見て下さる読者の方々に、最近の報道に関して申し上げようと思う」という文を掲載した。

問題は2つ

彼女は「まず、悪いニュースで読者の皆様にご心配をおかけして申し訳ありません」とし、「私は2022年11月、一人法人に対する国税庁税務調査に誠実に臨み、その結果、私の法人カードおよび車両に対する私的使用の疑いがないことが認められました」と発表した。

「しかし、間違った処理をした一部の項目に対しては税金が課された事実があります。明らかに私の責任であり、細心でなかったために発生した誤り」とし、「読者の方々の叱責を重く受け止めます」と誤りを認めたことがある。

Yaongyiは「現在、出版業とウェブトゥーン業界に対する付加価値税関連の法的解釈で論争があり、専門会計士の助力を受けて積極的に疎明している」とし、「今後、活動しながらも納税義務を誠実に履行し、より厳格な自分になるよう努力する」とも述べている。

(画像=yaongyi Instagram)

ここでの脱税問題は二つだ。1つ目が各種法人経費の私的使用問題で、2つ目がウェブトゥーンの著作権使用代価に対する付加価値税課税の可否である。

1つ目の私的使用問題に関しては、個人的に使用する整形の医療費、高額な食費、居住費などの生活経費と、高級車の購入・維持費、高級アクセサリーの購入、業務に関係のない衣装代の支出、個人的な旅行経費と私的な慶弔費・接待費など、私的経費の使用は人気スターの営業に依存する芸能事務所に共通する話題で、国税庁は社会通念上、法人の業務と直接関係がない場合はほぼ否認している。

Yaongyiは生活経費と私的経費の一部を誤って処理したと認めて反省し、今後は誠実に税金処理しなければない。

そして2つ目の付加価値税の可否について。国税庁は、ウェブトゥーンを製作し、直接代価を受け取れば出版物とみなして免税してきたが、第三者に権利を譲渡し、その代価を受け取れば出版物とみなさず課税するとしていた。

Yaongyiの『女神降臨』など著作物に対しては、個人で付加価値税が免税される事業場と、従事職員がいない人的用役供給業者と見ず独立した事業者とみなし、著作物供給ではなく権利貸与と見て付加価値税を課税したと見られる。

そのためYaongyiが言った通り、ウェブトゥーン著作権代価に対する付加価値税課税は税法解釈と適用問題で、裁判過程でこれまで、出版業界の慣行として免税が受け入れられる可能性も高いという。

これは、人気スターが生活経費と私的経費を法人の経費と混同したり処理する慣行がまだ残っていることが分かる事例だ。

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