カン・ジヨンは「20歳の時から必ずやりたかったタトゥー。見えてしまうので迷って、いつも確信がなくて悩んでばかりいたが、ついに自分にぴったりの、私と一生を共にする感じがするデザインを持ったタトゥーに出会った」と話した。
彼女は「レオン(ペット名)、天王星、夜空、月、海。意味のあるものを自分の体に入れることができてうれしい。これからまた自分がどんなものを好きになるのか、とても楽しみだ」と伝えたりもした。
カン・ジヨンのように自分の愛するペットや意味のある象徴などを体に刻み、その事実を自ら知らせたスターも多い。
昨年、女優ムン・ガヨンはとある雑誌を通じて「今日、背中の写真を撮ったがタトゥーがある。ステッカーなのか、したのかという討論がなされた。実際に自分がしたタトゥー」とし、「私の胎夢(赤ちゃんを授かる前後に母親や家族が見る予知夢のこと)だ。すごく宝石が多い始祖鳥が出たそうだ。それをきれいにデザインしたタトゥーだ。この場を借りて説明することができてうれしい」と話した。
自分の胎夢を身に刻み、意味を加えたわけだ。
デビュー前、両腕に花、蝶などのタトゥーがある過去写真が話題になった女優ハン・ソヒは、これと関連して「その時の姿も私だし、今の姿も私だ。その時の考えと今の考えは変わらない。仕事をするようになると、もともと本人の生活に制約が生じる。それに合わせていくうちに、今の自分が完成しただけ。過去と表現するのも笑える」と率直な考えを表現した。
そんなハン・ソヒは最近、骨盤にタトゥーを入れた姿が再び映し出されて話題を集めた。堂々とした姿にファンは応援を惜しまなかった。
歌手ペク・イェリンも全身に入ったタトゥーについて、「タトゥーはただ好きなだけだ。好きなものを刻んだ」と明らかにしている。「体は画用紙なのか」と彼女のタトゥーを指摘するオンラインユーザーには、「何でも他人のことに干渉しないで」と直接返事を残して堂々とした姿を表わした。
昨年、突然の全身タトゥーで話題になったナナも、それを利用した撮影などをしながら自分の魅力を伝えている。
昨年9月、映画『自白』(原題)制作報告会にブラックミニドレスを着て登場したナナは、タトゥーの数が一気に増えた。一部からは「心境変化があったのではないか」という憂慮の視線を受けたりもした。
その後、『グリッチ-青い閃光の記憶-』の制作発表会でナナは、全身タトゥーについて「私がしたくて個人的にしたタトゥーだ。後で機会があれば、なぜタトゥーをしたのか話せる日が来るのではないか」と短く立場を伝えた。
一般的に女優がタトゥーを入れた場合、引き受ける役が制限的になったり、活動自体の制約になったりすることがある。何よりもタトゥーに対する否定的な視線は今も残っている。
それでも自分だけのユニークな表現のひとつとして、タトゥーを利用するアーティストが増えているのが現状だ。
(記事提供=OSEN)