映画監督出身のイ・ウォンテ監督が披露した抜群の演出感覚と、脚本家キム・ウォンソクが描いた新鮮かつ衝撃的なストーリーが見事なシナジー効果を成し、ドラマファンを深く誘い込んだ。
驚異さえ覚えるモンゴルの広大な大自然やイ・ソンギュンの華麗なアクションシーンなど、大きなスケールのミザンセーヌをはじめ、少しずつ実体を現す事件と、事件をめぐる人物の感情線が大胆かつスピーディに描かれ、“凄まじい没入度”を抱かせた。
また、イ・ソンギュン、ムン・チェウォン、カン・ユソク、パク・フン、キム・ホンパなど、ベテラン俳優たちが複雑な事情を持つキャラクターになりきって「さすが」の演技を披露した。
イ・ソンギュンは熱血青年期から大金持ちになった現在に至るまで、人物の大叙事を立体的に演じた。ムン・チェウォンは最も大切な人を失った後、毒気を含んだパク・ジュンギョンのジレンマをきめ細かく表現し、共感を呼んだ。
『法銭』は、韓国SBSにて毎週金・土曜22時に放送中。
(記事提供=OSEN)
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