韓国の芸能事務所HOOKエンターテインメントが、所属アーティストのイ・スンギに未払いだった収益金に加えて遅延利息まで全て支給したとし、「精算金債務は存在しないことが確認された」と発表した。
12月16日午前、HOOKは「すでに知られているように、HOOKはイ・スンギ氏から、専属契約期間中の音源精算資料および当該精算金の支給を要請された経緯がある」とし、「それに伴い、今週初めまでに関連資料をイ・スンギ氏側に伝達し、その資料を土台にイ・スンギ氏側と円満に合意しようとした。しかし、イ・スンギ氏側が要求した金額は、実際にHOOKが精算しなければならない金額とはあまりにも大きな差があったため、双方が合意に至ることはできなかった」と公式立場を示した。
続けて「それでもHOOKは、長い間専属契約関係を維持してきたイ・スンギ氏と精算問題で長く争いたくないため、既支給精算金13億ウォン（約1億3000万円）相当のほかに、本日イ・スンギ氏に未払い精算金29億ウォン（約2億9000万円）相当とそれに対する遅延利息12億ウォン（約1億2000万円）相当を全額支給した」として、「そしてこれ以上、イ・スンギ氏に対する精算金債務が存在しないことが確認され、イ・スンギ氏との間の精算金に関する紛争を終結するために、裁判所に債務不存在確認訴訟を提起した状況だ」と明らかにした。
